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私の毒親(家族)体験記-父についての母の話-

こんにちは。 今日は、私の毒親(家族)体験記ということで、 母が私の父の死後に話した、父に関することについてお話します。 既に絶縁の経緯でお話ししておりました通り、 私の母は私の父方の祖父母の悪口を言い、 私の祖父母は私の母の悪口を言い、私は板挟みで苦しい思いをして おりました。 それとはまた別に、父の死後、亡くなった父について 母から色々と話を聞いて、悲しかったし苦しかったし嫌だった…と いうお話です。 母から、父との性的なことについて聞かされました。 親の性的な話なんて、聞きたくないです。 母は、私の性的な部分(生理不順、二次性徴)について否定し、 また、自分のことは清らかな聖母であるかのように語っており、 我が家には性的な話題はなかったのでした。 そんな中、父との性的なことについて聞かされ、 不愉快というか嫌悪感と言うか…気持ち悪い、と思いました。 また、父の悪口もたくさん聞かされました。 太っている、間食する、医療費がかかる、医療保険や介護保険の費 用が高い、 自動車事故で出費があった・保険料が高い…。 私ではなく、生きている父に言えばよかったのに。 本当に嫌なら、妻として食生活等を改善するよう努めるか、 夫にも娘にも愚痴らないか、諦めて離婚すればよかったのに。 なんで、いま、死んじゃったお父さんの悪口を言うの…?と悲しか ったです。 亡くなった父について悪口を言われても、 私はどう消化すればいいのか分かりません。 性的な話も悪口も、一切聞きたくないと言っても、 「家族の話よ?」「愚痴も聞いてくれないの?」「私だけ耐えなき ゃいけないの?」 「あなたって冷たい子ね」「どうして私のことをわかってくれない の」 と母に言われて、心を傷つけられました。 いま振り返ると、母は両親(私の母方の祖父母)を亡くしていたの で、 甘えられる存在がいなかったのかもしれません。 母は、地元の友だちは「野蛮人」と言って捨て、 都会の知り合いは「見栄っ張り」「合わなくなった」と言って捨て 、 同じ目線で語り合える仲間もいませんでした。 だから、「親子」という関係を隠れ蓑にし、上下関係でもって 私を「親の話を何でも聞いて、共感してくれる娘」にしたかったん だと思います。 ふと、私は思います。 たまに、家族のことを愚痴っている自分、よくないな、と。 私も、「甘えられる親がいないから、他

私の毒親(家族)体験記-娘を不幸にしたい母-

こんにちは。 今日は、私の毒親(家族)体験記ということで、 「娘を不幸にしたい母」についてお話します。 以前、自分の想定通りに動かない娘を「異常」「極端」と言う母に ついてお話しましたが、 今日は、希望通りにならないなら娘の不幸を願う母の言動について 、 最近一番がっかりした相続についての話を例にお話します。 絶縁の経緯に関する記事でお話しました通り、 母は、「亡くなった夫(私の父)の遺族年金をもらいつつ、彼氏と 過ごして、 娘が相続する舅姑(祖父母)の遺産で裕福に暮らす」という将来設 計を描いていました。 なので、「重苦しいから、お母さんの希望を私に押し付けないで」 と言ったところ、 母はキレて再婚を決めてしまいました。 しかし、母はこの再婚について、 「娘が白黒つけろって強要したからだ」と主張しており、 「私が白黒つけたんだから、あんたも白黒つけなさいよ! 相続放棄しなさいよ!」と言いました。 「いますぐ祖父母のところに行って、相続放棄するって言いなさい よ!」と。 私の祖父母は、相続や相続財産に執着があります。 このため、相続放棄を伝えたら、非常に逆上することが予想されま す。 また、被相続人が生きている間に、相続放棄をすることは民法上で きません。 これらの点について母に伝えたところ、 「知らないわよ! 言い訳してんじゃないわよ! 白黒つけなさいよ!」でした。 そもそも、生前の相続放棄は民法上無効ですし、 意味のない行為をして、万が一逆上した祖父に私が危害を加えられ たらどうするのでしょうか。 結局、母は、 高級住宅地の一軒家に住みたかったから、私に相続させたかったん です。 だから、それが「娘に強要された」自分の再婚によって叶わなくな るなら、 娘が相続できなくなってしまえばいい、というロジックなんです。 「あなたのためよ」と、自分のための行動をさせようとし、 自分が思う通りの行動をしない相手は不幸になればいいと思ってい るのです。 たとえそれが、娘でも。 子どもの不幸を願うような親にはなりたくない、と思いました。

毒親(家族)体験記-遺産への執着-

こんにちは。 今日は、私の毒親(家族)体験記ということで、 遺産への執着についてお話します。 主に、私の父方の祖父母の話になります。 私の祖父母は、某高級住宅地に一軒家を所有しております。 父の生前、祖父母は遺言状で、祖父母が亡くなった際には、家を父 が相続するとしていました。 父の死後は、私が相続人になるので、祖父母の遺言状には、私が家 を相続すると記載が変更されました。 私の祖父母、特に祖父は、一軒家に執着がありました。 私はその一軒家に住み続けたいとは思ってはいないのですが、 祖父は「この一軒家に住み続けることが最善。自分の死後、相続す るように」の一点張りでした。 その上、「一緒に住んでいないと、『家なき子』の特例が使えない から一緒に住んでくれ」と主張。 2019年10月現在、不動産を相続する際、 ある一定程度までの大きさの不動産の場合、一定の条件を満たすと 、相続税が安くなります。 それが、小規模住宅の特例で、通称「家なき子」の特例と言われて おります。 相続する方が相続対象の住宅に住んでいたり、 賃貸住宅に住んでいて持ち家がない場合に適応できます。 ですので、同居していなくても特例は使えるのですが、 何度その話をしても「同居していないと使えない制度だ」の一点張 りで、 私に同居を強要するのでした。 また、一時期、別居したときも 「住民票は移さないでくれ。相続のときに困るから」と主張。 祖父母は私の転居を認めないのですが、根拠が間違っています。 それだけでなく、もしかしたら私が不動産を所有する人と結婚するかもしれないし、 そしたらこの特例は使えないのに、制度に対する認識が甘すぎます 。 あと10年は生きそうなのに、相続で若者の人生を縛るってどうい う神経をしているんでしょうか。 住民票を移さないと、身分証明(運転免許、マイナンバー等)で困 るのですが、 なぜ私の不利益を考えてくれないのでしょうか。 そもそも、私は不動産に興味がないのですが、 どうして相続して住むべきだ、と強要するのでしょうか。 そして、この特例制度はこういう制度で…と説明にしているにもか かわらず、 母はきちんと条文や制度について解説した紙を読まず、 「不安だ、不安だ」「祖父が怖い」と言って、私が住民票を移すこ とに反対しました。 結局、母は「娘が相続してくれれば、高級住宅地の一軒家に住

毒親(家族)体験記ーお前は極端ー

こんにちは。 今日は、私の毒親(家族)体験記ということで、 母から言われた「お前は極端」という言葉についてお話しします。 お前は極端、だったり、お前は異常、だったりするのですが、 私の母は、自分の想定と異なる言動を娘が取ると、 「お前は極端」と言って、私の言動を悪いもの・変なものだと レッテルを貼っていました。 今日は、この半年以内に言われて、つらかった 「お前は極端」を2例、ご紹介しようと思います。 まず一つは、今年の初夏のころのこと。 私の借りたマンションに間借りしている母は、 自分が経済的に優位に立てない不満から娘に逆ギレしまくり、 「もう、この生活、楽しくない!! やめたい!!」 「私、彼(=新興宗教にハマっている人)と  娘の家から出て、彼と結婚するって話をしてるの!  もう、出てくから!!! すぐに出てく!!!」 「あんたは、十分な収入があるんでしょう?  じゃあ、この2DKのマンションの家賃、一人で払えば!」 と絶叫しました。 この時、母の声のトーンが結構マジだったので、 「これは本当に出ていくな。1Rか1Kの安いところに引っ越そう」 と思い、私は不動産屋に連絡し、内見し、審査に通りました。  で、母に、「私は来月この家を解約します」と伝えたところ、 「出てくなんて言ってない!! 出てくって選択肢もあるのよ、って言っただけ」 「そんな、私が出てくなんて…あなた、極端よ」 「もう、内見して、契約するなんて…あなた、異常よ」 と言われました。 うーん…「話をしている」「すぐに出てく」とか言われたら、 もう具体的に話が進んでいると思われても、仕方ないよね…。 具体的に話が進んでいなかったとしても、「一人で家賃を払えば」 は脅迫だから、アウトでしょう…。 それを、私が「極端」「異常」で片づけるって、この人、何なんだろう と思いました。 その次に、今年の夏のこと。 母が一方的に、「出てく! 彼氏と話した!」 「この家、解約して!!」と言い出したときのこと。 初夏のこともあったので、マジに見えて狂言かな…と思ったら、マジでした。 母は彼氏と話をつけて、家を出ると決めたのでした。 そして、「2DKの家賃、一人で払えば?」と脅したマンションも、 「解約して」と言うのでした。

毒親(家族)体験記-教育-

こんにちは。 今日は、毒親(家族)体験記ということで、 私が親から与えられた教育環境についてお話しします。 私は、小学校から私立に通わさせられました。 気に入った学校だったらよかったのですが、 親が通わせたい、自分と合わない学校に通うことになりました。 私は小学校を複数受験し、すべて合格しました。 自分が一番行きたいと思った学校を親に伝えたところ、 「お父さんとお母さんは〇〇に行ってほしいと思っているの」と 親が行かせたい学校に入校させられてしまいました。 その学校は、成金系の親御さんを持つ子どもが通う学校で、 みんな、お金がありました。 しかし、私の父はサラリーマンだったので、私はお古の制服を着ていました。 私物もダサかったので、いじめの標的になりました。 成金の、自己主張の強い子たちと性格が合わず、 転校したいと親に相談しましたが、拒否されました。 理由は、「この学校が一番だから」「あなたの将来のため」 「この学校に通わせるに、いくらかかったと思っているの」でした。 一方、成金の親御さんと、私の母親の性格は合わず、 母は「あんな人たちと関わる必要なんてないわ」と 他の保護者達とまったく交流しませんでした。 その結果、お互いのおうちに遊びに行く、みんなで遠出する系のイベントからは ハブられてしまいました。 どうして、親の自分ですら「合わない」と思っている人の子どもたちが通う学校に 自分の子どもを通わせるのでしょうか。 「あんな人たち」の子どもと、自分の子どもの価値観は うまく共存できる可能性は低いと思わないのでしょうか。 結局、私の親は、「娘(私)にとっていい学校か」を考えず、 「偏差値が高くてブランドのある学校に娘を通わせている親」 というステータス欲しさに、娘を娘が嫌がる学校に通わせたんだと思います。 嫌で仕方ない小学校から、そのまま中学校・高等学校へと エスカレーターで進学しました。 言葉での説得の他、不登校や自傷行為をしてSOSを発しても、 親が、転校や受験を認めてくれなかったからでした。 小学校ではいじめられっ子だった私は、 中学・高校では、いじめられなくなりました。 成績が非常に良かったため、親御さんが 「あの子(私)と仲良くしなさい」と自分の子どもたちに言っ

毒親(家族)体験記-医療ネグレクト-

こんにちは。 今回は、医療ネグレクト、という観点から、 私の毒親(家族)体験をお話しします。 医療ネグレクトとは、必要な時に必要な医療を受けさせないことです。 私の母は、病院に行くことは「悪いこと」「贅沢なこと」という意識が強く、 病院に行こうとすると、何かと理由をつけて、妨害しました。 一番ショックだったのは、多嚢胞性卵巣症候群のこと。 私は、父が亡くなった後、月経が止まってしまいました。 保健体育では、「思春期は月経周期が不安定だから、一喜一憂しないほうがいい。でも、 3 か月近く来なかったら、ホルモンが乱れてたり、病気の兆候かもしれないから、診察を受けましょう」と習っていました。 なので、母に婦人科に行きたいからお金が欲しいと伝えたところ、 「婦人科は妊婦が売春婦の行くところ」 「生理なんてそのうち来る」 「もし妊娠できなくなっても、黙って結婚すればいい」 と言われました。 でも、月経が来ないのは不安なので、病院に行ったところ … 多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。 原因は、ストレス、遺伝、体質と様々で、原因不明です。 正常に排卵できず、放置して悪化すると妊娠が困難になります。 私は母に黙ったまま、婦人科の治療を受け続けました。 20 代になって、母を私のかかりつけの婦人科に連れて行き、主治医から母に病気のことを説明してもらいました。 母は、主治医に 「私の方の遺伝は問題ないから、父方に問題があるはず」 「この子、父方が高コレステロール、高血圧の家系で、父親も若死してるんです」 「この子の父方の祖母の遺伝が悪いんです」 と語ってました。 どこまでも、どこまでも、 自分の保身というか、自分は悪くない、と主張します。 病院に行くことを反対したことについて、 謝罪も反省もありませんでした。 一応、病院で泣いてはいましたが、 「この子がこんなことになるなんて … 夫のせいだわ。かわいそうに」 「この子がこんなことになってしまうなんて、世間になんて思われるんだろう」 という内容でした。 私のこと、心配してくれないんだなぁと思うと、 とても、とても、悲しかったです。 また、医療ネグレクトではないです

絶縁後の生活-2019年10月-

こんにちは。 今日は、本サイト立ち上げ後の生活について、 概要、今後の方針をお話しします。 本サイト立ち上げ後も、定期的に更新しようと思っています。 「絶縁したって言ってたけど、いまも元気にやっているんだろうか?」 そんな疑問にお応えすべく、元気な姿をお伝えしようと思っています。 また、節目、節目で、 ・自分がやった、New逃げ方 How To ・人生の節目への対応(結婚、出産、転職、転居) について、発信する予定です。 2019年10月現在、とっても元気です。 人生初の一人暮らしをエンジョイしています。 そして、家族の毒素に蝕まれない快適さを味わっています。 みなさんの幸せを祈って。 2019年10月

具体的な逃げ方(番外編)-捜索願不受理届-

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【ご案内】 簡単にLINEでも相談できます。 2024年1月には、LINEのお友だちが550人を超えるなど、多くの方が相談先として選んでいます。 こんにちは。 具体的な逃げ方ということで、「捜索願不受理届」についてお話します。 行方不明者を捜索してほしいと警察にお願いする届け出が いわゆる「捜索願」(現在は「行方不明者届」と言われています)です。 行方不明者届を警察に出されてしまうと、 職務質問、運転免許証更新、交通事故等で警察とコンタクトがあっ た際、 捜索してほしい対象者の居所が、行方不明者届を出した者に 報告さ れてしまうことがあります。 この、「もし仮に行方不明者届を出されてしまっても、 不受理にし て捜索や報告をしないでください」 と捜索対象になりうる人が警察にお願いするのが、「捜索願不受理 届」です。 捜索願不受理届は、お住まいの地域を担当する警察署に提出し、 その警察署から、行方不明者のデータを管理している都道府県警察 に提出されます。 結論として、捜索願不受理届の提出は「できないし、不要」でした ので、 以下のとおり顛末についてお話します。 【顛末】 毒家族が警察に行方不明者届を提出し、 警察から毒家族に住所が報 告されてしまうことを防ぐため、 支援措置を自治体に申請する際に調書を書いていただいた警察署の 生活安全課に、電話で 「捜索願不受理届を出したいが、  どのような書類を用意し、手続き すればよいか教えてほしい」 「捜索願不受理届の他、警察関係ですべき手続きはありますか」と 尋ねたところ、下記の通りでした。 (警察の話) ・まず、あなたのご家族が、あなたの居所等を知るために警察に対 してすることは、  いわゆる捜索願の提出です。  しかし、成人している方については、捜索願が出されても、  捜索対象者が「事情(DVや虐待等)があるので、  捜索願を出した 人に居所を教えないでほしい」  と言えば、居所は伝わりません。  (未成年の方は、実際は家出かもしれないからと、   監護者に引き渡 されてしまうとのこと) ・当方(警察署担当者)から警察本部に問い合わせたところ、  「捜索願不受理届は、家族からの虐待の被害者は、出すことができ

読書のすすめ3-おすすめの本(その他)-

こんにちは。 読書のすすめとして、その他の本をご紹介します。(著者名は敬称略で統一しました) まずは、体験談を書いたものから紹介し、 その他、参考になった本を紹介します。 『 ゆがみちゃん 毒家族からの脱出コミックエッセイ 』原わた 著者(ゆがみちゃん)が、幼少期から結婚するときまで、 心の葛藤や、課題を乗り越えていく姿を描いたコミックエッセイで す。 毒家族から逃げる時の描写が具体的なので、 逃げ方を考えるにあたり、非常に参考になると思います。 『母がしんどい』 田房永子 母にされたこの行為がしんどかった、 というエピソードを、笑いを交えながら描いたコミックエッセイで す。 これ、しんどいって思っていいんだ、と罪悪感が緩和されました。 『 うちの母 ってヘンですか? 』 田房永子 毒家族から逃げた方のエピソードを描いた短編集。 色んな方が、色んな逃げ方・距離の置き方をしているので、とても 参考になります。 『毒親サバイバル』 菊池真理子 毒家族から逃げた、著名な方や一般の方の半生を描いたコミックエ ッセイ。 現状や立ち直り方も、人それぞれで、 「苦難を乗り越え、こうならなければならない」と思い詰めず、 自分らしくサバイブしていけばいいのだ、と勇気を与えられました 。 『母になるのがおそろしい』 ヤマダカナン 結婚し、そろそろ母になる年頃の既婚女性が、 母になるのが怖いのは、母のようにはなりたくないからだと気づき 、 母に対するもやもやとした思いと向き合うエッセイです。 私は、そろそろ結婚・出産という年齢の時に読んだので、 自分が母になるということを改めて考えさせられた本です。 以上が、読んで参考になった、毒家族体験談です。 以下に、その他、参考になった本を紹介します。 『毒になる親 一生苦しむ子供 』スーザン・フォワード 「毒親」という造語の元になった本で、20年近く前に出版された 本ですが、 現在も参考になるほど、毒親の分析や、子どもへの影響を分析した 本です。 この本を読むと、毒親や自分の気持ちに対する理解が深まります。 『毒親の捨て方 :娘の ための自信回復マニュ