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読書のすすめ(番外編)-オダマキさんの動画-

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2024年3月追記 チャンネルを閉鎖されたそうです。本当に大好きなチャンネルでした。ありがとうございました。 こんにちは。 今日は、読書のすすめ番外編ということで、 毒親からの解毒等におすすめな動画をご紹介いたします。 本日、私がおすすめするのは、 YouTubeで毒親育ちやHSPについてお話しされている オダマキさんの動画です。 オダマキさんの動画を知ったきっかけは、Twitterでした。 積極的に、他の毒親育ちさんを勇気づける言葉や 日常の中で得られた気づきを発信されていらっしゃられ、 「素敵なツイートだな」と思いました。 ツイートも素敵なので、動画だけでなく、Twitterのフォローもおすすめです。 今回は、オダマキさんご本人に当ブログで動画を紹介することについてご快諾いただいたので、 拝見・拝聴した動画から、 私のおすすめの動画(好きな動画)をご紹介したいと思います。 こちらの動画は、過去について考える時期も必要なんですよ、 ということについてお話しされている動画です。 実は、毒親と絶縁したばかりの頃、私は毒親について思い出しては、 「せっかく、毒親のところから逃げ出したのに…」と 自己嫌悪することが多かったです。 こちらの動画では、過去について考える時期は、 自分の過去や気持ちと向き合うことは、生きづらさを解消していく上で必要なんですよ、 と暖かい励ましの言葉で教えてくださります。 毒親と絶縁したばかりの頃、この動画と出会えていたらな… と思います。 いま、ご家族について考えては悶々とされている方におすすめの動画です。 こちらの動画では、苦しいことから逃げてもいいんですよ、 と穏やかな言葉でエールを送っていただけます。 毒親育ちの方は、「逃げる=悪」と思われる方が多いので、 頑張りすぎてしんどい方も多いのではないかな、と思います。 こちらの動画を見ると、「あ、逃げてもいいんだ」と思えますし、 「逃げる」という発想があるだけで、人生は生きやすくなります。 また、動画の中で「逃げる方向」についてのお話もあるので、 ぜひ、参考にされてください。(個人的に、「方向」は大事だと思います) こちらの動画では、「何が解毒のゴールなんだろう」 「

読書のすすめ3-おすすめの本(その他)-

こんにちは。 読書のすすめとして、その他の本をご紹介します。(著者名は敬称略で統一しました) まずは、体験談を書いたものから紹介し、 その他、参考になった本を紹介します。 『 ゆがみちゃん 毒家族からの脱出コミックエッセイ 』原わた 著者(ゆがみちゃん)が、幼少期から結婚するときまで、 心の葛藤や、課題を乗り越えていく姿を描いたコミックエッセイで す。 毒家族から逃げる時の描写が具体的なので、 逃げ方を考えるにあたり、非常に参考になると思います。 『母がしんどい』 田房永子 母にされたこの行為がしんどかった、 というエピソードを、笑いを交えながら描いたコミックエッセイで す。 これ、しんどいって思っていいんだ、と罪悪感が緩和されました。 『 うちの母 ってヘンですか? 』 田房永子 毒家族から逃げた方のエピソードを描いた短編集。 色んな方が、色んな逃げ方・距離の置き方をしているので、とても 参考になります。 『毒親サバイバル』 菊池真理子 毒家族から逃げた、著名な方や一般の方の半生を描いたコミックエ ッセイ。 現状や立ち直り方も、人それぞれで、 「苦難を乗り越え、こうならなければならない」と思い詰めず、 自分らしくサバイブしていけばいいのだ、と勇気を与えられました 。 『母になるのがおそろしい』 ヤマダカナン 結婚し、そろそろ母になる年頃の既婚女性が、 母になるのが怖いのは、母のようにはなりたくないからだと気づき 、 母に対するもやもやとした思いと向き合うエッセイです。 私は、そろそろ結婚・出産という年齢の時に読んだので、 自分が母になるということを改めて考えさせられた本です。 以上が、読んで参考になった、毒家族体験談です。 以下に、その他、参考になった本を紹介します。 『毒になる親 一生苦しむ子供 』スーザン・フォワード 「毒親」という造語の元になった本で、20年近く前に出版された 本ですが、 現在も参考になるほど、毒親の分析や、子どもへの影響を分析した 本です。 この本を読むと、毒親や自分の気持ちに対する理解が深まります。 『毒親の捨て方 :娘の ための自信回復マニュ

読書のすすめ2-おすすめの本(信田先生)-

こんにちは。 今日は、読書のすすめということで、信田さよ子先生の本について紹介します。 信田先生は、家族問題について詳しいカウンセラーの方です。 私が大学生の時、母との関係に悩んでいたところ、 心理学を勉強していた友人から、信田先生の本をすすめられました 。 『 母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き 』 『 さよなら、お母さん: 墓守娘が決断する時 』 この2冊は、友人にすすめられ、初めて読んだ、 母子の関係につい て考えさせられた本です。 前者を読み、こういったことをされて重苦しいって感じてよいのだ 、 母は重たい母の仲でもこういう母に分類されるのだ、ということを 知りました。 後者は、信田先生がカウンセリングで出会った母娘を題材に、 母娘関係を、母・娘・娘の夫・カウンセラー、の4者の視点で描い ていますが、 ここまで母娘は分かり合えないのだ、ということを考えるきっかけ になりました。 『 逃げたい娘 諦めない母 』 小説風に語られる、母との距離感に悩む娘と、 章の間にコラム的に挟まれる信田先生の解説が印象的です。 こんなとき、こんなふうに考え、母と接していけばよいのか、 ととても参考になりました。 『 母・娘・祖母が共存するために 』 私は、父方の祖父母と同居し、祖父母と母の間で板挟みになりまし た。 なぜ、こんなにも家族が息苦しいのか、 なぜ、家族の構成員は毒素を帯びてきたのか、ということを分析す る参考になりました。 『 共依存・からめとる愛 』 アル中の夫とその妻の関係のように、 妻は夫に困っているように見えて、 実は妻はアル中の夫によって自 己を成り立たせている、 そんな関係が共依存なのですが、 私も、「頼りない母と私」「感情的な母と私」と、 母からもたらされる災難に依存しているのではないか、と考えまし た。 上記はカウンセラーの方が書かれた本ですが、 どれも平易で、誰かを攻撃するような言葉もなく、 読みやすい本ではないかと思います。 信田先生の本か、毒親体験本を読んでから、 他の本を読むと、立ち直りつつ前へ進みやすくなると考えます。

読書のすすめ1-概要-

こんにちは。 今日は、読書のすすめについて、概要をお話しします。 個別の本については、別途ご紹介いたします。 全体的に、読書をおすすめいたします。 毒家族対策、メンタルケアの観点から、読書は有効です。 本やエッセイを通じて知識を得て、毒家族からの傷をセルフカウン セリングし、 自分を自分でセルフコーチングし、前向きに生きていけるよう努め ると、 人生がぐっと生きやすいものになります。 私は、本を通じて、「自分の家族は変かも」という疑問が、確信に 変わりました。 私の家族は変わっているし、家族がしんどくてつらいって思ってよ いのだ、と モヤモヤが晴れ、心が軽くなりました。 特に、毒親体験エッセイは、 「こういうことは嫌だって思っていいんだ」「こうやって親と距離 を取ればいいんだ」と とても参考になりました。 実際に毒家族から逃げたときのことについて詳細に語っている記述 は、 逃げる方法を考える際に、非常に参考になりました。 カウンセラーの方が書いた本は、自分自身の心の癒しに直接結びつ きました。 また、カウンセラーの方の著書を参考に、毒家族を分析し、 なぜ、家族や家庭が重苦しい毒素を帯びたのかを分析したことで、 「感情」が「理論」に変化し、気持ちから家族を離すことができま した。 しばらく毒家族と同居するので同居しつつ距離を取りたい、 といった同居中の心構えも、同居中の方や完全絶縁していない方に は、参考になると思います。 故人の感想で恐縮ですが、私にとって本当に良かったのは、毒家族 体験記です。 当初、他者のつらい記憶をたどると、自分のことも思い出して辛い のではないかと思いましたが、 他の毒家族サバイバーの方もおっしゃっていますが、体験記は癒し につながります。 少し、スピリチュアルな話に近づきますが、 毒家族育ちの場合、自分の「つらい」「悲しい」「嫌だ」という気 持ちを抑圧していることが多いと思います。 他の方の体験記を読みながら、「それはつらいよね、悲しいよね、 嫌だよね」と共感することで、 感情を否定されてきた過去の自分や、過去の自分が抱いていた感情 に共感することになり、 「あの頃、感情面で満たされなかった自分」を満たしてあげること ができます。 すると、抑圧されて辛かった気持ちが、少しずつ、和らいでいきま す。 色んな方の体験談を読むことで、毒親対策の知