読書のすすめ1-概要-


こんにちは。
今日は、読書のすすめについて、概要をお話しします。
個別の本については、別途ご紹介いたします。


全体的に、読書をおすすめいたします。
毒家族対策、メンタルケアの観点から、読書は有効です。
本やエッセイを通じて知識を得て、毒家族からの傷をセルフカウンセリングし、
自分を自分でセルフコーチングし、前向きに生きていけるよう努めると、
人生がぐっと生きやすいものになります。


私は、本を通じて、「自分の家族は変かも」という疑問が、確信に変わりました。
私の家族は変わっているし、家族がしんどくてつらいって思ってよいのだ、と
モヤモヤが晴れ、心が軽くなりました。

特に、毒親体験エッセイは、
「こういうことは嫌だって思っていいんだ」「こうやって親と距離を取ればいいんだ」と
とても参考になりました。
実際に毒家族から逃げたときのことについて詳細に語っている記述は、
逃げる方法を考える際に、非常に参考になりました。

カウンセラーの方が書いた本は、自分自身の心の癒しに直接結びつきました。
また、カウンセラーの方の著書を参考に、毒家族を分析し、
なぜ、家族や家庭が重苦しい毒素を帯びたのかを分析したことで、
「感情」が「理論」に変化し、気持ちから家族を離すことができました。

しばらく毒家族と同居するので同居しつつ距離を取りたい、
といった同居中の心構えも、同居中の方や完全絶縁していない方には、参考になると思います。


故人の感想で恐縮ですが、私にとって本当に良かったのは、毒家族体験記です。
当初、他者のつらい記憶をたどると、自分のことも思い出して辛いのではないかと思いましたが、
他の毒家族サバイバーの方もおっしゃっていますが、体験記は癒しにつながります。

少し、スピリチュアルな話に近づきますが、
毒家族育ちの場合、自分の「つらい」「悲しい」「嫌だ」という気持ちを抑圧していることが多いと思います。
他の方の体験記を読みながら、「それはつらいよね、悲しいよね、嫌だよね」と共感することで、
感情を否定されてきた過去の自分や、過去の自分が抱いていた感情に共感することになり、
「あの頃、感情面で満たされなかった自分」を満たしてあげることができます。
すると、抑圧されて辛かった気持ちが、少しずつ、和らいでいきます。

色んな方の体験談を読むことで、毒親対策の知識を習得するだけでなく、
自己肯定をすることもできます。


また、気持ちや生活に余裕が出てきたら、自己啓発や趣味の本を読んでみるのもおすすめです。

私は、早起きを推奨する朝活本や、一人暮らしを充実させる本、
家事を効率よく対処する本、掃除や片づけに関する本、
資格取得に関する本を読み、実践することで、自己肯定感や日々の充実感が高まりました。

みなさんが、知識の体得を通じ、健やかな日々を過ごせることを、心から願っています。

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