具体的な逃げ方3-住居の確保-

こんにちは。
今日は、住居の確保についてお話しします。


場所は、都心が好ましいです。理由は3点。
また、住居を借りる際は、保証会社を利用し、保証人を立てないことをお勧めします。


新居は、できるだけ都心にした方がよいです。
理由は3点あります。

第一に、住民票の閲覧制限や、郵便物の処理がしやすい(私書箱を借りるor転送を止めやすい)ことです。
地方だと、住民票の閲覧制限をかける際に、珍しい案件のため担当者が制度を知らなかったり、
閲覧制限をかける理由を根掘り葉掘り聞かれる等、面倒くさいことが多いと聞きます。
この点、都会の方が、住民票の閲覧制限がかけやすいです。
手続きのため役所や警察署に行きますが、これらの施設も都心にあります。
また、都心だと民営の私書箱も多く郵便局の私書箱が借りられなくても郵便が転送できたり、
途中で郵便の転送を止めたくなった時も郵便局が迅速に対応してくれます。

第二に、仕事が見つかりやすいです。
毒家族に勤務先がバレていて、親が勤務先に乗り込んでくる可能性が高くて転職したい場合、
地方よりも都心の方が仕事が多く、面接地も密集しており、効率よく転職活動がしやすいです。

第三に、毒家族に発見されにくくなります。
毒家族が逃亡者(我々毒家族サバイバー)を探す場合、
興信所や探偵に依頼することが多いですが、
地方の場合、人が少なく、目立ってしまうため、足取りがつかまりやすくなってしまいます。

以上の3点から、住まいは都心の方が望ましいです。
もちろん、家賃や物価が高くなる懸念はありますが、
安全や金銭を考えると都心の方が望ましいです。


また、住居を借りる場合、保証会社を利用し、保証人をつけないことが望ましいです。

不動産業界の慣例上、保証人は、親族、できれば親兄弟が望ましいとされています。
このため、親兄弟以外を記載すると、
不動産会社によっては理由を根掘り葉掘り聞かれたり、審査落ちすることもあります。
また、毒家族以外の家族に保証人をお願いすると、
毒家族が保証人から住所を聞き出してしまうこともあります。
このため、保証人は付けず、自力だけで新居を借りることが望ましいです。

そして、保証人をつけない場合、保証会社を利用して賃貸契約を結びます。
地方だと、古風な考えの大家さんが多く、
「保証人を付けられない人は信用がないから、貸したくない」と保証会社を利用できないこともありますが、
都心だと保証会社利用可の物件も多く、物件を借りやすくなります
(この点からも、住居は都心の方が望ましいです)


私の場合、何かあった時にも助けを求めらるよう、
役所や警察署にアクセスしやすい場所を選びました。
また、保証会社を利用し、緊急連絡先は遠縁の親戚(男性)を書いたのですが、
「私、両親が他界していて、祖父母が高齢なので、叔父を書いておきますね」
と言い訳しましたが、特になにも突っ込まれませんでした。


なお、ウィークリーマンションや家具付きのマンションなど、
すぐ入居出来て保証人も不要な物件も都心部は豊富なので、
住居の自由度(好きな家具を選びたい等)の希望がなければ、
そういった物件も候補に入れていいのではないかと思います。
(毒親からの逃走体験談を読むと、レ●パレスに逃げた話が多いです)


というわけで、保証会社を利用しつつ、できるだけ都心に新居を構えることをおすすめします。

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