具体的な逃げ方5-郵便の取り扱い-

こんにちは。
今日は、郵便物の取り扱いについてお話しします。

通常、引越をする場合には、旧居から新居へ、郵便物を転送する手続きを取ります。
しかし、毒家族から逃げる場合、郵便物は新居に転送しないことをおすすめします。


過去のDV等事案や、興信所や探偵の手口を調べたところ、郵便物から新居の住所がバレます。

例えば、旧居の住所を知っている加害者が、旧居に郵便物を送ります。
旧居周辺の郵便局は、新居の住所を記載したシールを郵便物に貼り
新居近くの郵便局に郵便物を転送します。
しかし、差出人(加害者)が、新居に届く前に郵便物を差し戻す手続きを取ると、
まれに、郵便局が新居の住所を記載したシールを剥がし忘れた状態で、
郵便物が差出人(加害者)の手元に戻ってしまうことがあります。

他の例として、旧居の住所を知っている加害者が、
旧居にGPSの入った郵便物を送ります。
そうすると、GPS入りの郵便物が新居の郵便受けに配達されてしまい、
新居の場所がピンポイントでバレてしまいます。
もし、郵便受けに入らないサイズで送られてしまったとしても、
GPSや簡易書留の追跡サービス等で最寄りの郵便局がバレ、そこから新居がバレます。

以上から、郵便物の新居への転送は、危険であることが分かります


このことから、できるだけ郵便物は新居に転送しないことが望ましいです。
ですが、人によっては、郵便の住所を変更することが煩雑等、
転送が必要な方もいらっしゃられると思います。

その場合は、郵便局の私書箱に空きがあれば、郵便局の私書箱を無料で使えます。
難しい場合には、民間の有料の私書箱を借りることもできます。


なお、私は当初、郵便から住所が割れることが分からず、転送手続きをしてしまいました。
しかし、最寄りの大きい郵便局に事情を伝えたところ、
旧居からの転送を止める手続きをその日のうちにしていただくことができました。
郵便物は、新居の住所のシールが貼られないまま、差出人の元へ宛所不明で返送されます。

余談ですが、郵便局の方に聞いたところ、
特に都心部の郵便局では、DV、ストーカー、虐待等、
いわゆる「訳アリ」の方の郵便物は、本人から郵便局への申し出があった場合、
他の郵便物よりも慎重に扱うよう対処しているとのことでした。

郵便物に不安がありましたら、お近くの郵便局へご相談されると安心です。

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