毒親育ちのお金事情2-2. 収入の増加:一芸が無いのであれば副業はすべきではない
こんにちは。
「毒親育ちのお金事情」の「2 収入の増加」の2本目として、
一芸が無いのであれば副業はすべきではないということについて
お話しいたします。
収入が少ないのであれば、
・いまの勤務先で給与が増えるように努力する
・転職する
・いまの勤務先を続けつつ/転職しつつ
副業をする/副業を始めていずれ起業する
といった道が考えられると思います。
特に、昨今は、
・政府が副業にお墨付きを与えた
・副業ブーム
・副業が手軽になった(副業される方向けのプラットフォームの充実)
・パラレルキャリア推進
という潮流があり、副業がより身近なものになったと思います。
しかし、副業しなければ、と焦るのではなく、
一度、落ち着いて考えてみていただきたいのです。
副業は、主に、
・余暇をギグワーク、単発的な業務等に投じて小銭を得る
・余暇を起業を前提とした活動に投じ、起業に向けた基盤を作る
の2通りに分かれると思います。
まず、後者は、いずれ主な生計を立てる手段に育てる必要がありますから、
・十分な顧客がいるか
・自分のサービスは顧客のニーズに応えられるか
・永続までとはいかないものの、それなりの「永続性」があるか
・税務、行政手続、人を雇うなら労務など、庶務をきちんとこなせるか
・商いがうまくいかなかったときのリスクを負えるか
といったことを真剣に考える必要があると思います。
それらをきちんと考えられるなら、チャレンジされれば良いのではないかと思います。
しかしながら、大半の方において副業とは、
余暇を使って、小銭を稼ぐことかと思います。
・アルバイト
・ギグエコノミーへの従事(運送、デリバリーなど)
・スキルを売るようなプラットフォーム
が挙げられると思います。
もし、本業の勤務先がアルバイトを認めているのであれば、
アルバイトをすることは、安心な副業手段になり得ると思います。
なぜなら、多くのアルバイトは、きちんと労務関係を結び、
労災などへのケアを受けられることが多いからです。
しかし、ギグエコノミーは個人事業主として
自身で労災・損害等のカバーをする必要があります。
また、副業プラットフォームは、
プラットフォーム会社のマージンが高い(おおむね20-50%)上に、
買い手に買い叩かれることも、よほどスキルが高くない限り、大いにあり得ます。
・本業で昇給・残業すれば、もっと稼げるのではないか
・普通にアルバイトをしていれば、
時給1,000円で各種保障・保護もあるのに、
副業をして一人でリスクを負う必要はあるのか
という視点を、忘れないでほしいのです。
なぜ、こんなにも「副業」が話題になるのでしょうか。
それは、
・副業プラットフォーム企業が、マージン収入を増やしたい
・副業をテーマにした情報商材(自分で執筆した怪しい金儲けの本など)を売りつけたい
・副業に身を投じた方の労働力を、安い価格で搾取したい
という思惑がある方が、副業という産業テーマを活用し、
副業されようとしている方からお金を巻き上げるためです。
私に相談される、毒親被害者の方は、
毒親からの金銭的搾取や教育虐待などがあり、
お金に関して不安があり、副業をされている方が一定数いらっしゃられます。
が、話を伺っていると、
・買った教材の費用をペイするだけの収入が得られていない
・副業を始めても、副業仲介業者にマージンを持っていかれて実入りが少ない
・副業で自分を買い叩かれていく中で、メンタルが悪化している
というケースが大半なのです。
特に、最後に挙げた「メンタルの悪化」は、厄介です。
・人を買い叩くクライアント
・マージンをたくさん取ろうとする仲介業者
・焚きつけて情報教材を売りつける業者
は、根本的にモラハラ気質で、彼らの発想は毒親と同じです。
相手から、時間・お金・気力を搾取して、
自分が豊かになることしか考えていない、最低の人間です。
このような人と関わっていると、毒親と絶縁して平穏な日常を手に入れても、
毒素を体にため込んでしまう機会が残ってしまい、
毒親から受けた心の傷の回復に支障をきたすと考えます。
以上を踏まえ、
・マージンを抜いた後の売り上げは、
自分が欠けた仕事への労力や、教材を買った支出等に見合うものか
・副業にかけた労力は、自分の心身に負担になっていないか
を考え、副業するか否かについて検討いただきたいと思います。
「毒親育ちのお金事情」の「2 収入の増加」の2本目として、
一芸が無いのであれば副業はすべきではないということについて
お話しいたします。
収入が少ないのであれば、
・いまの勤務先で給与が増えるように努力する
・転職する
・いまの勤務先を続けつつ/転職しつつ
副業をする/副業を始めていずれ起業する
といった道が考えられると思います。
特に、昨今は、
・政府が副業にお墨付きを与えた
・副業ブーム
・副業が手軽になった(副業される方向けのプラットフォームの充実)
・パラレルキャリア推進
という潮流があり、副業がより身近なものになったと思います。
しかし、副業しなければ、と焦るのではなく、
一度、落ち着いて考えてみていただきたいのです。
副業は、主に、
・余暇をギグワーク、単発的な業務等に投じて小銭を得る
・余暇を起業を前提とした活動に投じ、起業に向けた基盤を作る
の2通りに分かれると思います。
まず、後者は、いずれ主な生計を立てる手段に育てる必要がありますから、
・十分な顧客がいるか
・自分のサービスは顧客のニーズに応えられるか
・永続までとはいかないものの、それなりの「永続性」があるか
・税務、行政手続、人を雇うなら労務など、庶務をきちんとこなせるか
・商いがうまくいかなかったときのリスクを負えるか
といったことを真剣に考える必要があると思います。
それらをきちんと考えられるなら、チャレンジされれば良いのではないかと思います。
しかしながら、大半の方において副業とは、
余暇を使って、小銭を稼ぐことかと思います。
・アルバイト
・ギグエコノミーへの従事(運送、デリバリーなど)
・スキルを売るようなプラットフォーム
が挙げられると思います。
もし、本業の勤務先がアルバイトを認めているのであれば、
アルバイトをすることは、安心な副業手段になり得ると思います。
なぜなら、多くのアルバイトは、きちんと労務関係を結び、
労災などへのケアを受けられることが多いからです。
しかし、ギグエコノミーは個人事業主として
自身で労災・損害等のカバーをする必要があります。
また、副業プラットフォームは、
プラットフォーム会社のマージンが高い(おおむね20-50%)上に、
買い手に買い叩かれることも、よほどスキルが高くない限り、大いにあり得ます。
・本業で昇給・残業すれば、もっと稼げるのではないか
・普通にアルバイトをしていれば、
時給1,000円で各種保障・保護もあるのに、
副業をして一人でリスクを負う必要はあるのか
という視点を、忘れないでほしいのです。
なぜ、こんなにも「副業」が話題になるのでしょうか。
それは、
・副業プラットフォーム企業が、マージン収入を増やしたい
・副業をテーマにした情報商材(自分で執筆した怪しい金儲けの本など)を売りつけたい
・副業に身を投じた方の労働力を、安い価格で搾取したい
という思惑がある方が、副業という産業テーマを活用し、
副業されようとしている方からお金を巻き上げるためです。
私に相談される、毒親被害者の方は、
毒親からの金銭的搾取や教育虐待などがあり、
お金に関して不安があり、副業をされている方が一定数いらっしゃられます。
が、話を伺っていると、
・買った教材の費用をペイするだけの収入が得られていない
・副業を始めても、副業仲介業者にマージンを持っていかれて実入りが少ない
・副業で自分を買い叩かれていく中で、メンタルが悪化している
というケースが大半なのです。
特に、最後に挙げた「メンタルの悪化」は、厄介です。
・人を買い叩くクライアント
・マージンをたくさん取ろうとする仲介業者
・焚きつけて情報教材を売りつける業者
は、根本的にモラハラ気質で、彼らの発想は毒親と同じです。
相手から、時間・お金・気力を搾取して、
自分が豊かになることしか考えていない、最低の人間です。
このような人と関わっていると、毒親と絶縁して平穏な日常を手に入れても、
毒素を体にため込んでしまう機会が残ってしまい、
毒親から受けた心の傷の回復に支障をきたすと考えます。
以上を踏まえ、
・マージンを抜いた後の売り上げは、
自分が欠けた仕事への労力や、教材を買った支出等に見合うものか
・副業にかけた労力は、自分の心身に負担になっていないか
を考え、副業するか否かについて検討いただきたいと思います。