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絶縁後の生活:2024年1月(絶縁から4年4か月目)

今年もよろしくお願いします。 昨年6月に父方の祖母が亡くなったので、喪中でしたが、 祖父が、「喪中にはしない!新年会はやる!」と主張したので、 我が家は普通のお正月を過ごしました。 1月2日には、祖父宅での新年会に、2時間ほど顔を出しました。 祖父の介護、お墓の処分など、叔母といとこが困っているので、話し合いに協力することにしたのです。 新年会ですが、新年早々に明るくはない話題で草w 祖母が亡くなったことについての記事で、「年内には相続手続きのことを記事にできるかな〜」なんて書いていましたが、 祖父母が頑なに主張していた、「相続手続きは万全!税理士さんと弁護士さんに相談した!」はウソであることが発覚、 さらに、叔母もいとこたちも、誰も、お墓を相続したくないし、祖父の介護をしたくないと主張したので、 「介護施設に入りたくない、在宅介護で終末期まで過ごしたい祖父」のため、 相続の話し合いは難航。 また、祖父は相続手続きを引き延ばして、親類の関心を買いたいので、 一向に相続手続きを進めません(笑) そして新年会で…祖父は、 「ゆうこちゃんのお母さん(住民票閲覧制限対象の毒母)にはだいぶ悪いことをしたので、償いたい」と言い出しました。 そのときは、絶句してしまって、言葉が出なかったのですが…。 いま思うと。 妻(私の祖母)が亡くなって、自分(私の祖父)の死期も遠くないと悟ったのかもしれないけど、 いまさら罪を悔い改めようとするのは…自己中にもほどがある…と思いました。 祖父はきっと、謝りたいなんていうのは口先だけで、本心は「お互い悪いところがあったから、喧嘩両成敗」くらいの気持ちだと推察しますが、 私の母は「私はかわいそう!私は悪くない!」の世界で生きている人ですし、 たぶん母が祖父に連絡を寄越さないということは、関わってほしくないということだろうし、 きっと母は、静かに生活していて、その生活を乱されたくないと思うので、 いまさら祖父の身勝手な懺悔に付き合わされるのはかわいそう、と思います。 でも、そんなことを言って、祖父と母の関係に責任を取らされても困るので、 「祖父のひとりごと」として、無視しようと考えています。 本当に責任を感じているなら、頑張れば私の母に祖父はコンタクトを取れるはずなので...

【お金事情】毒親と絶縁→結婚&子育て

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毒親育ちの方から、 「毒親と絶縁すると、貧乏にならないか、お金のことが心配です」と相談されることが多いです。 また、私が結婚し、妊娠・出産ということもあり、 最近は結婚生活(お金のことも含む)について、聞かれることも増えました。 2020年10月~11月に 「毒親育ちのお金事情」 を連載しました。 今回は、その続編的に、2022年12月に法律婚してからの、ここ半年のお金事情についてご紹介します。 ※私の身の安全の観点から、⚫︎千万円の位は塗りつぶしております。 ※画像は、私が資産管理に使っている、Money Forwardから引用しています。 【この半年のお金事情について】 この半年で、資産が+約900万円です。 ※分かりづらいかもしれませんが、左上の図が1月末時点の資産で、その下に※で記載したのが12月末時点(実質1/1時点)の資産額なので、それと右下の6月末時点の資産の差を取ると+897万円(約900万円)です。 「毒親育ちのお金事情」 でお話ししたように、 ・メリハリをつけて支出 ・労働は頑張りすぎず、余暇を大切にする ・お金を貯めて運用 (・副業はおすすめしない) という「のんびり」なスタンスです。 それでも、きちんとポイントを押さえていれば、半年でこれくらい資産が増えます。 【補足】 ちなみにですが、 ・画像は、私個人の資産 ※夫や家計の口座は含まず ・家計は、夫婦各々の口座から、毎月10万円ほど夫婦共有の家計用口座にお金を入れて、生活費に使い、余りは臨時出費(大型家電、冠婚葬祭など)に備える形 ・この期間、私は妊婦だったので、1月から仕事をスローダウンし、4月中旬から産前産後休業(有休消化も含む) という状況です。 なお、3月に資産がマイナスになったのは、 ドル建て資産が、ドルの低下で下落したためです。(その後持ち直し) 4月から産休に入りましたが、お金に関する不安はありません。 夫とは別に、自分自身も蓄えや資産があるので、 悠々自適に「期間限定の専業主婦ライフ」を楽しんでいます。 家でパンを焼いたり、妊婦OKなスパに行ったり、友だちとホテルのレストランでランチしたり、週末は夫とデートしたり。 あと、資格試験の勉強をして、合格しました。 産後は2年ほど育...

出産しました 〜毒親育ちの女が母親になりました

子どもが生まれました。 抱いたときの繊細さと、泣き声の力強さと、とてもとても重い命の重みに、 なんとも言えない、感情が揺れ動いて涙が出るような思いが込み上げました。 まだ、母になったばかりですが、 「親だから、命や安全に責任がある」ことは当然であるものの、 「この子らしさを大切にしたい」という気持ちが強いです。 とはいえ、まだまだ、赤ちゃんなので、まずは授乳、沐浴、おむつ交換など、 生命の維持からですが…笑 これから、ちょっとずつ、 夫と我が子と「家族」になっていくことが、とても楽しみです。 【毒親育ちであることについて】 結婚や妊娠を公表してから、 ・毒親育ちだと、家庭を持つことが怖くないですか? ・毒親育ちだからこそ、子育てについて思うことはありますか? と尋ねられることが増えました。 「毒親育ち」という文脈で尋ねられるならば、 ・虐待の連鎖には気をつけている ・毒親のような親にはならないように考えている と答える形になります。 でも、普段は、「毒親育ちだから」というフレームでは、私は考えていません。 毒親と絶縁して、そろそろ4年です。 毒親の不幸な考え方や生き方の呪縛から解き放たれて、幸せに生活できるようになって、 生活のあらゆる場面から「毒親育ちだから」という前置きが取れました。 だから、 ・親として当たり前に、真っ当な人間でありたい ・子どもを育てられて嬉しい ・子どもを幸せにしたい ・子どもの幸せを応援したい という気持ちです。 このため、我が子が生まれた、いま、 純粋に「嬉しい」「この子がかわいい」という気持ちが、胸の中にあります。 (もちろん、人並みに「こどもの命を預かるって責任重大」という気持ちもあります) 【今後の記事執筆予定】 気持ち的には、純粋に「嬉しい」なのですが、 事実として「親と絶縁した=里帰り等の実家のサポートがない」ので、 その点をどう工夫して「毒親育ちの妊娠・出産・子育てを対応していくか」ということについては、 ライフハックとして共有できるかな、と思うので、 後日、記事としてまとめたいと考えております。

葬儀どうする? 〜疎遠にしていた祖母が亡くなりました

絶縁していた毒実家(父方)の祖母が亡くなりました。 よく、毒親育ちの方から、「冠婚葬祭はどうするのか」というご相談をいただくので、 今回、祖母が亡くなったときにしたこと・考えたことをまとめました。 ※相続関係の手続きや、考えたことについては、別の記事にまとめる予定です(手続きの進捗次第ですが、2023年の年末に記事化の見込み) 1.祖母との最近の距離感 2.祖母に対する気持ち 3.毒親・毒家族の葬儀への出欠席の判断基準(案) 4-1. 祖母について、私はどうしたか 4-2.毒母の場合はどうしたいか(参考) 5.祖母とお別れをして思ったこと 6.今後の親戚付き合いについて考えていること 7.振り返り 8.毒親育ちの方へのメッセージ 1.祖母との最近の距離感 祖母とは2019年1月に絶縁しました。 夫の希望(結婚式に祖父母を呼びたい)があり、2022年秋に会い、 2023年1月の結婚式に呼びました。 また、2023年4月に、私の叔母(父の妹)の新居(2つ目)のお披露目パーティーがあり、その際に少し挨拶をしました。 それから2か月後の6月頭に、祖母は亡くなりました。 2.祖母に対する気持ち 縁を切ったときから4年経過し、気持ちが落ち着いており、穏やかな気持ちです。 縁を切る前は、祖母に対して怒りがありました。 ・他の孫と比べると、可愛がってもらえなかった(いわゆる「孫差別」) ・祖父に同調していた ・私の母(毒母)の悪口を言われた ・毒母と折り合いが悪く、結果的に、伯母(父の姉。故人)と一緒に私の母をいじめる形になり、母の「毒母化」を加速させた とは思いつつも、毒母や祖父ほど加害性は強くないので、 どちらかというと、「縁を切ってしまっていいのだろうか」と悩んだ相手ではあります。 似たような毒家族問題で例えるならば、「毒親の言動を傍観したり、ちょっと自分をいじめていた兄弟に対する気持ち」 職場で例えるならば、「上司のパワハラを傍観したり、ちょっと自分に嫌がらせをしてきた同僚に対する気持ち」 学校で例えるならば、「いじめを傍観したり、ちょっと自分をいじってきたクラスメイトに対する気持ち」 に近いかもしれません。 積極的に好きにはなれないけれども、嫌いになるほどの熱量はない相手。 世代が世...

NHKのドキュメンタリー番組への協力

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撮影に協力したNHKのドキュメンタリー番組「ナンブンノイチ 4分の1のヒトって? 母親が“毒親”」が2023年6月13日に放送されます。 ※過去の放送については こちら を参照。 【取材の経緯】 2023年4月に番組のディレクターの方から取材のお申込みをいただき、プロデューサーとディレクターのお二方とお会いした上で、同年5月に撮影に協力しました。 私の相談会をご利用されたことのある毒親育ちの方にも、撮影にご協力いただきました。 【思ったこと】 このサイト(ブログ)は、いまでこそ本の出版もあって多くの方にご覧いただいていますが、当初は細々活動していましたし、 マスメディアで毒親について語ることを求められる日が来るなんて、思いもしませんでした(しかも自分が)。 「毒親について公言していいんだ」と ちょっとでも、毒親育ちの方を勇気づけられたらいいな、と思います。 【ご案内】 簡単にLINEでも相談できます。 2024年9月には、LINEのお友だちが600人を超えるなど、多くの方が相談先として選んでいます。

「生きづらさ」からの脱出4ステップ

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【ご案内】 簡単にLINEでも相談できます。 2024年9月には、LINEのお友だちが600人を超えるなど、多くの方が相談先として選んでいます。 この記事を書いている現時点(2023年4月)で、 ・2019年1月に、私が毒実家を出てから4年 ・2019年10月に、毒家族と完全絶縁してから3年半 ・2020年3月に、毒親育ちさんからの相談を受け付け始めてから3年 が経過しています。 これまでの蓄積を踏まえて、毒親育ちの生きづらさから脱する方法を シンプルに4つのステップ でお伝えします。 《4つのステップ》 【ステップ1】「毒親」という言葉を知る (達成期間…意識した直後〜数十年) 人によりバラつきがあります。 「私の親って、なんか変」と気づいてから、 昨今はインターネットでの調べ物が手軽になったので、 すぐに「毒親」という言葉と出会える方が増えてきています。 しかし、そんなブームが来る前から違和感を感じていた方は、 長い時間をかけて、「毒親」という言葉と出会われる傾向にあります。 このブログに出会えた方は、このステップは既にクリアされています。 【ステップ2】自分の親が「毒親」だと認識する (達成期間…「毒親」という言葉と出会った直後〜数十年) これも、人によりバラつきがあります。 「毒親」という言葉と出会ってから、 即座に「私が生きづらいのは、全部毒親のせい!」とアッサリと次のステップに行かれる方もいます。 しかし、「自分の親を毒親だと言ってしまって良いのだろうか…」と、 長いこと、罪悪感を抱いて、悩まれる方もいます。 (私もこちらのパターンでした) 毒親から、「あなたのため」とマインドコントロールを受けたり、罪悪感を煽られたりするような、 マルトリートメント(誤った養育)を受けた方は、 どちらかというと悩む期間が長い傾向にあります。 【ステップ3】毒親にされて嫌だったことと向き合う (達成期間…1か月〜一生) 人によりかなりバラつきがあります。 そして、ステップ4に進めず、一生ここで止まる方(止まると思われる方)もいます。 端的に言うと、毒親の言動を「憎み」「怒り」「悲しみ」「嘆く」時期です。 この時期を経て、「じゃあ、どうやって幸せに生きる...

【絶縁3年半の真実】毒親や毒祖父母は、時間が経つと変わるのか?

毒祖父母を結婚式に招いたことを、結婚式に関する記事に記載したところ、 「毒親や毒祖父母は、時間が経つと変わりますか?」というご相談がありましたので、 私の場合と、それを踏まえた私の考えをまとめました。 ※この記事においては、毒祖父のデリカシーのない発言(特に、妊娠や不妊治療に関するもの)に関する言及がありますので、その手の話題が苦手な方は、この記事を読まない方が無難です。 【背景】 私は、2019年1月に毒祖父母(亡くなった父親の両親)と絶縁しました。 2022年10月に、私の夫が「祖父母に会ってあげてほしい」「祖父母も結婚式に呼んだほうがよい」と言うので、嫌々会いました(笑) で、2023年1月の結婚式に、毒祖父母を招きました。 3年半以上絶縁したら、毒な家族はどうなるのか? という参考の一つになりましたら幸いです。 【絶縁後の毒祖父の姿】 以下は、私の披露宴での毒祖父の言動です。 たった2時間でこのヤバさを露呈しています(笑) ※楕円形のテーブルにて十数名で食事をしており、端に座らせた祖父の声は、真ん中に座る私にまで聞こえていました。 絶縁3年半後の毒祖父の姿を、5つのポイントに絞ってご紹介します(笑) 1.反省は上辺だけである 一応、「自分がゆうこちゃんに色々言ったから、ゆうこちゃんに疎遠にされてしまった」みたいな発言はするんです。 しかし、 ・ゆうこちゃんに期待していたからうるさく言った ・元はと言えば、ゆうこちゃんのお母さん(毒母)が悪い ・ゆうこちゃんは、自分のところに戻ってきてくれた(※戻ってません。いつでも再び完全絶縁できるように手を打っています) と、「だから自分は悪くない」と主張します。 余談ですが、私の叔母(私の父の妹)は20-40代のときにかけて、毒祖父母と絶縁しています。 が、そのことについて反省したのは一時のことで、いまでは「なんでそんなに厳しいこと言うの?君はキツイな〜」くらいのことを平気で言います(笑) まったく反省せず、歴史を繰り返しています(笑) 2.相手が嫌がることを平気で言う 毒祖父は、私のすぐ上の従姉(父の姉(故人)の子ども。長女・長男・次女の三人兄弟の次女)に ・まだ子どもができないのか ・いつ子どもができるのか と散々話題にしたそうです。...