小ネター未成年者・学生・若者向け絶縁フローチャートー

こんにちは。
今日は、小ネタということで
「未成年者・学生・若者向け絶縁フローチャート」というテーマでお話します。

未成年、学生、若者の方ですと、
自分一人での生活も難しいですし、親との絶縁が金銭的にも困難かと思います。
でも、毒親はしんどいですし、未来を考えるのも不安でいっぱいで
板挟みになって、つらいと思います。

若い方、お金の無い方が毒親との絶縁を考える際に参考になるフローチャートを、
以下のとおりお示しします。




結論としては
 絶縁は早いに越したことがないけれども、
 使えるリソースは使いつつ、バランスを取りましょうね!


【詳細】
家族と絶縁すると、今後のライフイベントへの対応や、
何かあったへの対応などに必要になるお金を、
すべて工面することが必要です。
そして、自分で自分の生活を成り立たせることが難しい場合には、
当然のことながら家族と絶縁をすることは困難です。

以下では、どうすれば早く絶縁をすることができるのか検討する際に、
確認・検討すべき4つのステップについてお話します。


○ステップ1:自分の家族に、本当に問題があるのかについて、考える
まず、「家族が嫌いだ。」という気持ちがなぜ生じているのか、
よく確認しましょう。

もし、本当にご家族が、モラルハラスメントではなく、
少々行き過ぎているのかもしれませんが、
あなたのことを考えて、アドバイスや人生の口出し等をしているのであれば、
じっくりと、自分と家族の言動を振り返ってみるのも、良いと考えます。

しかし、モラルハラスメントでは、
加害者が被害者を洗脳してしまっていることもあるので、
自分が悪いから加害行為のような行為を親から受けているのか、
それとも親に加害性があるか判断が難しいところもあります。
専門家や、信頼できる相談者のアドバイスを受けながら、
自分の家族に問題があるか否か、
しっかりと確認・検討することが必要です。


○ステップ2:家族との絶縁が金銭的に可能であるか考える
この、金銭的に絶縁が可能であるか否か、という点は、
絶縁について検討するに当たって、検討事項の肝になります。

まず、一番、家族との絶縁が困難になる可能性が高い、学生さんについてお話します。
たとえば、学生さんであれば、学費の負担は重たいですし、
学業と両立させながら、アルバイトで生計を立てることは、非常に難しいと思います。

私自身は、給付型の奨学金をいただいて大学に通っておりましたが
それでも、教科書代や生活費を考えると、学生時代に絶縁をすることは困難であったと思います。
さりとて、学校を中退してまで家族と絶縁するか?という検討は、
一生付きまとう、非常に重たい決断です。
私自身、大学を卒業し、資格試験に合格しないと就業できない仕事につきたいと考えていたため、
毒家族のせいで夢を諦めるなんて嫌だ、という思いが、人一倍強かったです。

そこで、学生の方におかれては、
・学費は、給付型の奨学金、無利子の奨学金、有利子でも利率の低い奨学金を利用することを検討し、家族への経済的依存を減らしつつ、
・実際に家族と絶縁したとして、生活費を全てアルバイト代でねん出できるか
という点について検討してみてください。

なお、現在、休職されている方や、働き始めたばかりの方は、
生活費を自分で賄うことができるか、という点について注力してご検討ください。


○ステップ3:社会的な観点から、家族との絶縁が可能であるかについて考える
金銭的に家族と絶縁することが可能でも、
社会的に、家族との関係が必要になることがあります。

たとえば、
・学校によっては、授業料の保証人が必要
・就業先によっては、身近な親族が保証人になることが必要
・賃貸住宅によっては、身近な親族が保証人になることが必要
 ※都心の住宅なら保証会社で代用可能なことが多いです
など、様々なタイミングで、「家族」という信頼の裏書をしてくれる存在を
求められることがあります。

したがって、自分が手に入れたい生活環境や夢があるのであれば、
そのような環境や夢が、家族がいなくても手に入るのか否かについ
考える必要があります。

たとえば、私は学生時代、授業料の保証人を登録する必要があり、
どうしても叶えたい夢をかなえるために大学を卒業したかったので
在学中の絶縁は不可能でした。
社会人になり、職場で実績を積み上げ、
保証会社を利用できる程度に勤続年数等も積み上げたので、
「家族がいなくても大丈夫」と思うことができ、絶縁に踏み切りました。


○ステップ4:自分のメンタル的に、絶縁が可能か
もし、家族と絶縁を果たすことができたとしても、
絶縁後に家族と接触してしまうと心が揺れてしまい、
家族との絶縁の継続が困難になるかもしれません。

そして、気が緩んで、新居の住所を教えてしまったり、
プライベートな事柄を毒家族に教えてしまって、
また、毒家族との距離が近くなってしまい、
「再度、家族と絶縁したい!」と思ったときには
「逃げるためのお金が無い!」という事態に陥るかもしれません。

したがって、絶縁をするのであれば、
「もう二度と、家族と会わない。」という決断をしても公開が無いか否か、
という点が、お金が無い方が絶縁を検討されるに当たって確認すべき、
最後の検討・確認ラインになると思います。




いかがでしたでしょうか。
ご家族に対して、色々と思うところはあると思います。
でも、「家族なんかのために、本当に大切にしたい、
自分の夢や希望を損なってしまわないか?」ということも視野に、
時に、家族をしたたかに利用しながら、
淡々と、「家族と絶縁する日のために」お金や社会的信用を蓄え、メンタルを強化し、
晴れやかに毒家族と絶縁する日々に向けて努力を積み重ねていくと
あなたにとってベストかつ最短で、毒家族との絶縁が達成できると思います。

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