小ネタ-自立の自信-

こんにちは。
今日は、小ネタということで、
私が自立の自信を得たきっかけについてお話します。


自分を養える収入を得たこと、
きちんと家事ができること、
小さい成功体験を積み重ねたこと。
シンプルですが、自分でちゃんと暮らせる、という実感が大きいと思います。

また、私は、
 実家:料理と裁縫が得意。収入を蓄える。
 母と二人暮らし:自分の炊事・掃除・洗濯を一通りやる。実家から離れてもお金に困らない。
というステップがあったので、比較的、毒家族からの洗脳を自分で抜くことができたと思います。

冷静に考えると、「18歳の男の子が大学進学で一人暮らし」
「新卒の女の子が一人暮らし」なんてザラなので、
誰だって一人で暮らせるのですが、
毒家族育ちは毒家族から、日々お金の不安や生存の不安を煽られ、
自分は無能だと刷り込まれて、自立できないよう呪いをかけられているのです。
だから、小さいことでも、コツコツ、自分なら大丈夫だって、
「呪い」ではなく、いい「おまじない」を、自分で自分にかけてあげる作業が必要です。


私は、いま、社会人として仕事をしていて、
日々、それなりの充実感と、決して多くはないけれども十分な収入があります。
それでも、全然、自信はありませんでした。
しかし、何年か社会人をして、日々楽しみつつ貯金ができている自分に気づき、
改めて試算したところ、実家から出て母と暮らせることに気づきました。

部屋を借りて、母と暮らし始めました。
でも、私の方がお金の負担割合が多く、かつ、自分の家事は自分でやっていて、
その中で、「私、親の助けがなくても生きていける」と気づきました。
その上、思い込みや古い知識で家事をしている母よりも、
家事に関する書籍を読んで勉強している私の方が、効率よく、質のいい家事を遂行できました。

また、実家で祖父母と暮らしていた時も、母と二人で暮らしていた時も、
日々、いさかいの絶えない家庭で、非常にメンタルに悪影響がありましたが、
それでも、私は進学し、就職し、資格を取得し…きちんと、実績を積み上げることができました。
「こんなに悪い状況下でも、頑張れる。きっと、自分なら大丈夫だ」と思いました。

日々、生活して稼いだお金を貯金して、貯蓄を投資に回していました。
投資について本で勉強して、セオリー通りにやったら資産が増えて
市場が悪化して資産が減っても、また資産が戻って、増えていく。
自分なりに考えて、アレンジした戦略も、うまくいく。
少し失敗しても、リカバリーできる。
そういった、投資を通じて「お金が増えた」ほか、
「自分の知識に自信が持てた」ことも、大きかったと思います。

そういった、少しずつの自信の積み重ねが、
「私、祖父母や母が言うほどお金に困らないし、生活も整えられる
という、独立に向けた自信を養う土壌になりました。


いま、祖父母と母とも離れて、とても心穏やかです。
朝、太陽の日差しを浴びながら、ゆっくり白湯やコーヒーを飲んで
洗濯機から心地よいシャボンの香りが漂って、お風呂もトイレも清潔で、
静かに一人で過ごせる時間がある。
自由で、満ち足りた気持ちです。

今日も一日、私は、幸せをかみしめて、生きています。

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