小ネタ-音信不通の決意-


こんにちは。
今日は、小ネタということで、
「毒親と一切連絡を取らない」決意をしたきっかけについてお話します。

祖父母については、約10年かけて愛想を尽かしてきた経緯や、
親よりも遠い存在という理由もあり、
連絡を断つことへの罪悪感のハードルは低かったです。

しかし、母は、近しい存在で、ずっと彼女を支えてきたということもあり、
連絡を断つことを考えると、胸が痛み、悩みました。
母に新居の住所を教えない決断を下した後も、
電話番号だけは伝えようかと、悩みました。

そんなある日、旧居の近所に行く用事があり、
約1カ月ぶりに母の姿を街中で見かけました。
母は小さく見え、この寂し気な母の姿が、最後に見た母の姿になってしまうのか…
と思うと胸が痛み、「追いかけられて新居がバレるかもしれない」
という不安を抱えつつ、母に声を掛けました。

しかし、母は、私と目が合ったにもかかわらず、私を無視。
走って追いかけて、母を呼び止めました。
母は、そっけなく、冷たい態度を取って、コンビニに入ってしまいました。

その日の晩、母からSMSが届きました。
「結婚するそうですね」と、お祝いの言葉もなく、淡々と質問を投げかけてきました。
街中で会ったときに聞いてくれればよかったのに、
どうしてこんなにも後味の悪いメッセージを後から送ってくるのだろう、と思いました。

私はその当時、真剣に交際している男性がいて、
行きつけのレストランに彼を連れて行ったことがありました。
恐らく、母はそのレストランから、私の現状を聞いたのでしょう。

母に対して、「怖い」という気持ちが沸きました。
そして、しばらくすると、「もう彼女は、コミュニケーションのパターンを変えられないし、
私も、もう、彼女から傷つけられるのが、嫌だ…」という気持ちに気づきました。

私が大人になって、「お母さん、彼を紹介していなくてごめんね」と返信する選択肢もありました。
しかし、私はその選択肢を選ぶ気力が萎えるほど、母と関わるのが嫌だという気持ちを抱いていました。
そして、自分の正直な気持ちに気づきました。

母と一切の連絡を断つことに、罪悪感を抱くかもしれない。
でも、もう、関わるのが限界なんだ。
これから、再び罪悪感を抱くかもしれないけれども、でも、もう、関わりたくない。

自分の素直な気持ちに気づき、母と一切の連絡を断つことを、改めて決意しました。

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