小ネター新型コロナー

こんにちは。
今日は、小ネタということで、「新型コロナ」についてお話します

この記事を書いている2月末日、新型コロナウイルスによる肺炎が流行しています。
感染者数も、死亡者数も、例年のインフルエンザよりも少なく、
致死率もSARSよりも低いですが、それでも、連日の報道には、胸が痛みます。


さて、このような危機的状況で思い出すのが、
東日本大震災で話題になった「絆」という言葉です。
3.11では、家族・友人を大事しよう、というムーブメントが高まりました。
震災後すぐに結婚したカップルもいて、話題になりましたね。

私は、「絆」と聞くと、ぞっとしてしまいます。
私の祖父も母も、私のことを散々痛めつけた挙句、
私が離れていく等窮地に立たされると「家族なんだから」「家族としてやってきたじゃないの」
「家族の絆を取り戻すために…」と、「家族」という言葉や、「家族の結束」を訴えたからです。

家族に対して、「絆」のような感情は芽生えませんが、
人道的に、「祖父母も90代だし、母も肺炎にかかったことあるしな…」とは思いました。
特に、私の母は、家系的にも肺が弱く(母方の祖母は50代、祖父は70代で肺炎で死亡)、
私が6歳くらいのときに肺炎にかかったことがあります。


が、しかし、です。
「会いたい」という思いは、一切ありません。電話もしようとも思いません。
報道を見聞きすると、ふと、「あ、そういえば…」と思い出す程度です。
私自身が、祖父母や母を思い出してはいるものの、感覚としては、
「○○さんが、風邪で休んでるんだって」と聞いて、「ふーん」と思うのと、同じレベルです。

「もし、私が病気で倒れても、手術の承諾書にサインをする人はいないな」と思う一方、
私はすごく元気なので、「盲腸でもならない限り、大丈夫だろう。交通事故はないと思うし」
という意識です。
また、過去の毒親体験談の記事で、「医療ネグレクト」についてお話したことがありますが、
私の親は、私に病院の受診を指せないような、血も涙もない毒親です。
果たして、私が「熱が続く」と訴えても、助けてくれるでしょうか
たぶん、病院にも連れて行ってくれず、家族を不安にさせたと罵倒し、
喧嘩になるたびに、私の体調不良を持ち出してくると思います。


とてもドライかもしれませんが、私は、この状況下でも、絶縁していてよかったと思っています。
私は社会人で、収入も、保険証も持っています。
家にある程度の現金も置いてあり、銀行口座の預金も、クレジットカードも使えます。
だから、急に入院になっても、保険証とお金で、なんとでもなります。
頼りにならない家族よりも、頼りになる自分。
いるのであれば、着替えを持ってきたり、差し入れをくれる友人。

絶縁してよかったと、つくづく思っています。

このブログの人気の投稿

具体的な逃げ方4-住民票の閲覧制限-

具体的な逃げ方(番外編)ー結婚する際の戸籍と住民票閲覧制限の手続ー

具体的な逃げ方6-連絡の断ち方-

具体的な逃げ方(番外編)ー住民票閲覧制限の更新手続きー

具体的な逃げ方3-住居の確保-

具体的な逃げ方5-郵便の取り扱い-

毒祖父に二度と会わない、という選択肢

具体的な逃げ方(番外編)ー子どもが生まれる場合の住民票閲覧制限ー

相続どうする? 〜疎遠にしていた祖母が亡くなりました

もうすぐ、毒親と絶縁して、6度目のお正月