毒親(家族)体験記ー毒親という節約&投資手段?ー

こんにちは。
今日は、毒親体験記ということで、
「毒親という節約&投資手段?」というテーマでお話します。

私の趣味に、節約と投資(株、債券、ゴールド、不動産など)があるのですが、
先日、「毒親って、とんでもない節約&投資手段なのではないか?」と思いつきました。

(※私は、独身・子どもナシですので、子育ての大変さを身に沁みてわかっているわけではないので、
  もしかしたら、子育て中の方のご気分を害してしまうかもしれません。)


○カウンセラー代の節約
「毒親あるある」として、「娘に愚痴を聞かせまくる毒母」があります。
夫婦関係、親戚関係、職場、友人など、嫌なことについて、
毒母は娘にエンドレスで愚痴を言い続けるのです。

特に、家族について愚痴を聞き続けるのはつらかったので、
私が母に「ごめん。カウンセラーさんに話してもらってもいいかな
お母さんにとっては他人でも、祖父母も伯母さんも、私の血縁者だから、
悪口を聞くのが、とってもつらいの」と言ったところ、
・カウンセラー代、いくらかかると思っているのよ!!
 1時間6,000円の出費なんて、あんた、私を貧乏にするつもり?!
・よくそんな酷いこと言えるわね! あんた、私の味方じゃないの?!
・愚痴じゃないわ、家族の会話よ!!
 こんな話ですら聞いてもらえないなら、家族としてやっていけない!!
と、母はブチギレました。

一方、私の困りごとは「忙しい」「大変なの」と聞いてくれず、
たまに聞いてくれても、役に立たない助言(価値観の押し付け)でした。

いま考えると、平日は一日1時間、週末は一日2時間以上、愚痴を聞いていたので、
 (1時間×5日+2時間×2日)×4週間×6,000円=21万6,000円
と、母は1か月約22万円近いカウンセラー代を節約していたことになります。


○介護費用の節約
私の母は、一切、同居している舅・姑の面倒を見ませんでした。
代わりに、私が祖父母のケアを担っていました。
(ヘルパーさん+私、で面倒を見ていました)

私が住んでいた地域は、クーポンを利用すれば、
1時間1,000円でヘルパーさんを呼べるので、もし私が1日1時間介護していたとすると
 1時間×30日×1,000円=3万円
くらいの費用が掛かるのですが、それを浮かせることができていたんですね。

また、これは、毒母が年老いたときにも、当てはまります。
つまり、自分が年老いたときに、子どもに自分の面倒を見させるのです。

私の母の交際相手は、フィナンシャルプランナーの資格を持っており、
生涯の収入・支出プランを立てているのですが、なんと、
彼の人生プランに、私の収入や、私から受ける介護ケアが入っていました!
母&その交際相手は、私にたかる気満々だったんです。恐ろしい…


○各種手続きにかかる費用・手間の節約
たとえば、引越に必要な役所の手続きなどは、母は一切やりませんでした。
結局、平日に有休をとって、対応するのは、私でした。

他にも、インターネットや機器で分からないことがあると、
自分では一切調べず、母は何でも私に聞いてきました。
「ちょっと手が離せないから、あとででもいい?」と聞くと、
「なんで、いまやってくれないのよ!」「冷たい子ね!」とキレる

家庭の外、つまり、プロを雇って外注するとお金がかかるので、
なんでもかんでも、娘にやらせようとしていました。


○配当銘柄としての投資手段
株式投資における配当とは、株を持っている人に、企業の利益を還元することです。
たとえば、1株持っている人には、100円を定期的に分配します、というようなものです。

毒母は、私の収入をアテにしていました。
養ってくれる、介護も面倒見てくれる、と。
つまり、これまで親(投資家)として子ども(会社)に投資したんだから、
収入をよこせ(配当を還元しろ)ということです。

企業なら、「業績が悪くて…」と配当を減らすことができますが、
毒母は、「なんで減らすのよ! このクズ!!」と、
子どもから同じ額の配当をもらい続けようとします。


○インフレ対策としての投資手段
インフレとは、モノの値段が上がる、つまり、
いまの貨幣の価値が下がる、ということです。
つまり、銀行で貯金しているお金は、実質的に目減りすることになります。

さて、毒母は、そこまで資産がなく、また、
貯金も将来的にはインフレにより価値が目減りすることが予想されます。
そこで、娘の収入をアテにするのです。
なぜなら、娘は、インフレの状況下で、インフレに見合った賃金を受け取っているので、
相対的に、毒母よりもお金を持っているからです。

つまり、毒母は過去・現在、娘に投資することで、
将来のインフレに対応できるということです(娘が生活費・介護費等を面倒見ると期待している)。


○二世帯住宅という介護&不動産投資
私の母は、「娘が相続した、亡き夫の両親の家に住み、
娘は結婚しても家から出ず、娘家族と暮らしたい」という夢がありました。

まず、私・私の夫・私の子ども、というタダで働いてくれる
介護要員を確保するということです。

その上で、おそらく、「頭金は出してあげるから」と
頭金という言葉でごまかして、その後のローンには関与しないことでしょう。
つまり、安い価格で、広い不動産(介護付き)に住めるということです。



~おわりに~
なぜ、私が、ここまで茶化して、
毒親というライフスタイルを節約や投資と、話したのでしょうか。

それは、毒母の言動が、
無償の愛によるものではないと、幼少期から感じ取っていたからです。

「○○してやったのに!」「なんで○○してくれないの!」
「○○しないなんて、ありえない!」「あんた、親を何だと思ってるの!」
「ひとりでここまで大きくなったと思っているんでしょう?!」

これだけカネ使ったんだから、配当だせよ、タダでサービス使わせろよ、
と言っている、「モノ言う株主」や「モンスター・クレーマー」
と同じようなことをしている、と思っていました。
母にとって私は、都合のいい金づるだったのだと思います。

毒親は、絶対にやってはいけない、ライフスタイル。
絶対にマネしてはいけないと、私は考えています。

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