具体的な逃げ方(番外編)ー個人情報開示請求ー
【重要】
2024年5月時点、こちらの手続き方法は最新です。(同年同月に住民票の閲覧制限の更新手続きをした際、手続きのやり方について自治体窓口に確認済)
2024年5月時点、こちらの手続き方法は最新です。(同年同月に住民票の閲覧制限の更新手続きをした際、手続きのやり方について自治体窓口に確認済)
【参考】
・★基本★ 住民票閲覧制限の手続きについて
・住民票閲覧制限の更新手続きについて
・事実婚での住民票閲覧制限の手続きについて
・法律婚での住民票閲覧制限の手続きについて
・子どもへの住民票閲覧制限の手続について
【ご案内】
簡単にLINEでも相談できます。
2024年9月には、LINEのお友だちが600人を超えるなど、多くの方が相談先として選んでいます。
・★基本★ 住民票閲覧制限の手続きについて
・住民票閲覧制限の更新手続きについて
・事実婚での住民票閲覧制限の手続きについて
・法律婚での住民票閲覧制限の手続きについて
・子どもへの住民票閲覧制限の手続について
【ご案内】
簡単にLINEでも相談できます。
2024年9月には、LINEのお友だちが600人を超えるなど、多くの方が相談先として選んでいます。
具体的な逃げ方(番外編)ということで、
個人情報開示請求(自己情報開示等請求)についてお話しします。
○個人情報開示請求とは何か
国や地方自治体は、公文書を作成・取得・保存しています。
持っている公文書を見せてください、というのが、情報開示請求です。
この、情報開示請求のうち、請求者本人に関して
国や地方自治体が所有している情報を見せてください、というのが、
「個人情報開示請求」あるいは「自己情報開示等請求」です。
(自治体によって少し名称は異なりますが、
だいたいの自治体において、このような名称になっています)
○個人情報開示請求でできること
・自分に関して、どのような情報が保管されているか確認したい
・記録されている自分の個人情報が、間違っていないか確認したい
・自分の印鑑証明書、住民票などが、誰かが勝手に閲覧・取得していないか調べたい
…という場合に、この個人情報開示請求を利用します。
この3番目の「誰かが勝手に閲覧・取得していないか」
を調べることができる点が、毒親育ちにとって、最大のメリットかと思います。
どういうことかと言うと、毒親は、
・住民票や戸籍の附票を見たい(→そこから住まいを知りたい)
・子どもの戸籍を見たい(→そこから住まいを割り出したい)
・子どもの戸籍から、子どもの結婚相手を知りたい
(→結婚相手の従前戸籍(=たいてい実家)を割り出したい)
・子どもの戸籍から、子どもの子ども(=自分の孫)を知りたい
(→子どもの氏名から、保育園等を割り出して誘拐する)
という、ストーカー行為をする可能性が高いです。
したがって、
・戸籍、戸籍の附票、住民票を、
毒親や毒親の関係者(弁護士、親族)に閲覧されたり、
写しを交付されていないか
ということを知ることで、
・毒親が自分を追いかけてきている
【でも】何が知られて、何が知られていないか分かり、安心
・毒親が自分を追いかけてきていない
【ということは】絶縁を受け入れたor頭が回っていない
と、自分の置かれている状況を客観的に知ることができます。
ただし、2点目の「毒親が自分を追いかけてきていない」というのは、
場合によっては、クリアにならないかもしれません。
というのは、私の住んでいる自治体に確認したところ、
自治体によっては、
「閲覧や写しの交付を却下した場合には、記録を取っていない」
ということもあるため、
毒親が「追いかけてきており、住民票等を見ようとしたが、
閲覧制限がかかっている住民票だったため、自治体が閲覧等を却下した」
という場合には、自分が情報開示をかけても、
開示できる情報がないということもあり得ます。
(実際は、毒親が住民票を見ようとしても、自治体が閲覧を却下し、
自治体が却下した記録を取っていないため、
「誰からも、住民票を見たいという要求がありませんでした」
という結果を伝えられることがあり得るということです。)
とはいえ、ある程度、頭が回る毒親であれば、
「住民票には閲覧制限がかかっていても、戸籍は見れるのではないか?」
と考えて戸籍の閲覧や写しの交付を要求すると思われるので、
戸籍の閲覧や写しの交付の要求がヒットしなかった場合には、
「絶縁を受け入れたor頭が回っていない」と解釈することも可能です。
※直系血族は無条件で戸籍が見られます。つまり、私の毒祖父母と毒母は、私の戸籍を見れます。
○個人情報開示請求のやり方
・本人確認資料(マイナンバーカード、運転免許証など)を持参し、
自治体窓口に行く
↓
・窓口にて、個人情報開示請求をしたいと伝え、
渡された書類に必要事項を記載する
↓
・後日、郵送で個人情報開示請求の結果が届く
なお、私は2つの自治体で個人情報開示請求を試みたことがあるのですが、
両自治体とも、「本人でない方からの虚偽の申請があるといけないので、
窓口で、お渡しいただいた本人確認資料と、ご本人をしっかり確認した上で、
個人情報開示請求に対応するため、郵送での請求は不可」とのことでした。
もしかしたら、新型コロナ感染症の流行に伴い、
一部の自治体では郵送での請求もできるかもしれませんが、
最初から、窓口に行って請求するか、あるいは、
電話で確認をしてから郵送で請求されたほうが良いと思います。
参考までに、私が記入した申請書を掲載いたします。
(私の住まいに関する情報を含む、個人情報に関する記述については、
黒塗りにさせていただいています。
また、黒塗りにしなくて良かったのでお伝えしますが、
10/2にいま住んでる自治体に転入したので、
その日以降を請求の対象にしています。)
また、黒塗りにしなくて良かったのでお伝えしますが、
10/2にいま住んでる自治体に転入したので、
その日以降を請求の対象にしています。)
手続きにかかった時間は、
・開示請求したい理由について口頭で説明…数分
・開示請求の流れについて、窓口の方の説明…5分程度
・開示請求書の記入・窓口の方の確認…10分程度
で、20分もかかりませんでした。
○私の開示請求の結果
請求した約2週間後に結果の通知が来ました。
※だいたい、2週間をメドに結果が分かりますが、請求した資料の対象が膨大な場合は結果の判明に
1ヶ月以上かかることもあるようです。
私の住民票、戸籍、戸籍の附票を
閲覧又は写しの取得をした人間はいないようでした。
住民票と戸籍の附票は、私の住む自治体は
「閲覧や写しの交付を却下した場合には、記録を取っていない」ので、
もしかしたら、毒祖父母・毒母は試みようとしたけどダメだった…
というパターンもあり得ます。
しかし、戸籍の閲覧や戸籍事項全部証明書の取得ができてないとなると、
・絶縁を受け入れた
・頭が回っていない
のどちらかではないか、と思われます。
感想としては、「ふーん、そうなんだ」でした。
もし、戸籍を見られていたりしたら、動揺していたかもしれませんが、
そうではなかったので…まぁ、平常心、といったところです。
自分の(新しい)家族を守るためにも、結婚したり出産したりしたら、
毎年必ず、住民票の閲覧制限の更新手続きのときに、
開示請求をしてみようかな、と思っています。
【毒親相談会のご案内】
法的・行政的絶縁方法、毒親への愚痴など、お話を伺っております。
ご案内は
こちら
です。【LINEお友だち登録】
記事更新のご連絡や、LINEのお友だち限定の無料毒親相談会のご案内をしております。
【管理人の著書】
お金がない方も、知識を得て、毒親から逃げられるよう、Kindle Unlimited無料対象書籍にしました。
*無料で読む方法:Kindle Unlimited無料体験に申込むだけです。
*
Amazon Kindle無料体験
(Amazonに飛びます) *
1冊目:毒親からの逃げ方を具体的に説明
(Amazonに飛びます) *
2冊目:毒親から絶縁し、解毒していく過程を描いたエッセイ
(Amazonに飛びます) *
3冊目:毒親育ちの生きづらさの解決方法について
(Amazonに飛びます) *
4冊目:1-3冊目の内容を復習するための本
(Amazonに飛びます)