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相続どうする? 〜疎遠にしていた祖母が亡くなりました

絶縁していた毒実家(父方)の祖母が亡くなりました。 よく、毒親育ちの方から、「相続はどうするのか」というご相談をいただくので、 今回、祖母が亡くなったときにしたこと・考えたことをまとめました。 ※祖母は2023年に亡くなり、相続手続き完了は2024年6月です。 【目次】 1.加害者自身や加害者の縁者の死亡に関する手続き(一般論) 2.私が祖母の死に際して行った手続き 3.今後、私がすること 4.祖母の相続を経て考えたこと 1.加害者自身や加害者の縁者の死亡に関する手続き(一般論) 役所への届出、銀行の解約手続き・・・など、一般的な手続きに加え、 毒親・毒家族関係において独自の手続きや、通常と異なる対応が必要なものについて、 端的にまとめると以下の通りです。 ⚫︎死亡した者が、住民票の閲覧制限の対象者である場合 対象者から削除する必要がありますので、まずは自治体の担当課に連絡しましょう。 ⚫︎財産・負債を相続放棄する場合 死を知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所に相続放棄の申立てをする必要があります。 戸籍の取り寄せに時間がかかりますので、死亡を知ってから戸籍を取れるところから同時並行で取り寄せるくらいの勢いで手続きを進めましょう。 ※相続放棄は、専門家を雇わなくても、自力で手続きできます。 ⚫︎財産・負債を相続する場合(一般) 遺産分割協議書に署名するメンバーの中に他の加害者がいる場合には、あなたの住所を秘匿する必要があります。 住民票の閲覧制限をかけているのであれば、住所を秘匿する手続きを有利に進められますので、手続きを担う司法書士等に相談しましょう。 ⚫︎不動産を相続する場合 ①不動産登記 (毒家族の相続に限らず、あなたが不動産を所有する場合には) 不動産登記が必要になりますが、不動産登記は取引の安全のため、お金さえ払えば誰でも閲覧でき、記載されたあなたの住所を閲覧することができてしまいます。 しかし、あなたが住民票の閲覧制限をかけている場合には、現在住んでいる住所を秘匿することができますので、手続きを担う司法書士等に法務局での手続きの際に留意いただきたいと相談しましょう。 ※また、登記申請の書類にも閲覧制限をかける必要があります。 ⚫︎不動産を相続する場合 ②固定資産税 (毒家族の相続に限

毒祖父母、毒親との絶縁から約5年

2019年1月に毒祖父母、10月に毒母と絶縁して、それぞれ約5年という節目を迎えました。 そういった節目を迎えたことで、毒親育ちの方から「絶縁して5年くらいになると、どんな気持ちですか?」とご質問をいただいたり、 また、先日、住民票の閲覧制限(支援措置)の更新手続きをしたりしたので、 いまの私の率直な気持ちについて、お話しします。 【いまの気持ち】 「あっ、そういえば、私って毒親育ちだったんだっけ」と普段は忘れているくらい、日々の生活が充実しています。 こうやって、支援措置の手続きをしたり、毒親育ちの方からのご相談に対応したりすると、 「そういえば、私って、毒な家庭で育ったんだっけ」と思い出したりしますが、 それだけ、いまの生活が幸せ、ということは、 とてもありがたいことです。 【現況、今後のこと】 夫の希望もあり、私たち夫婦の結婚式の際、毒祖父母との完全絶縁はやめ、現在は疎遠という状況です。(3年半絶縁して、1年半疎遠) 約1年前、祖母が亡くなりました。祖父とは、ほとんど関わっていません。 祖父の寿命が来たら、私の親族との関わりは、ほとんどなくなるんだろうな…と思います。親族が嫌い、みたいな話ではなく、元々関わり合いがほぼ無かったので、自然消滅するんだろうな、という予想です。 これまでこのブログで何度かお話ししていますが、毒母とは引き続き完全絶縁が続き、亡くなったときに相続放棄で即終了の見込みです。 いずれにせよ「亡くなったら手続きだ」と事務的に整理しているので、気持ちとしては、淡々としています。

今年も住民票の閲覧制限の手続き&ブログの更新をして

例年通り、毎年恒例となっている、住民票の閲覧制限の手続きをして、その際、役所に手続きの確認をして、ブログで最新の手続きを伝えています。 絶縁した直後と比べると、毒親育ち関係の情報を発信する熱量が、私の中で、格段に、低くなってしまっています。 それでも、住民票の閲覧制限の手続きや、私の日常について記事を書くのは、 「このブログの人は、ちゃんと生きていて、いまも幸せに暮らしているんだな」と、読者の方に伝えられたら良いな、と思うからです。 安心してください。 家族と絶縁して、いまも幸せに暮らしています。

呼びかけ:能登半島地震の被災者等への支援、募金など

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能登半島の地震、みなさんや、みなさんの大切な方は、お変わりありませんか。 お亡くなりになられた方へお悔やみを申し上げるとともに、 被災された方、その方々と近しい方々の心が安らぐ日が1日も早く来ることを祈るばかりです。 本記事執筆時点において、いくつかの被災自治体が直接「ふるさと納税」での寄付を募っているほか、 以下の団体が寄付を募っています。(そのほかにもありますが、大きなところを紹介) ●Yahoo! JAPAN https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630064 100円からでも寄付できます。 Tポイントも寄付できます。 クレジットカードでも寄付できます。 …という(あまり良い表現ではないかもしれませんが)お手軽さなので、寄付が初めての方にもおすすめです。 ●赤い羽根共同募金 https://www.akaihane.or.jp/news/34909/ こちらはクレジットカード、コンビニ振込での寄付もできます。 ●日本赤十字 https://www.jrc.or.jp/chapter/ishikawa/about/topics/2024/0104_037195.html 現時点では、銀行振込のみです。 もしよかったら、ぜひ、寄付をしてみませんか? ===== ちなみに、私は、Yahoo!で寄付しました。 ※個人情報保護のため、念のため、一部塗りつぶしております。

絶縁後の生活:2024年1月(絶縁から4年4か月目)

今年もよろしくお願いします。 昨年6月に父方の祖母が亡くなったので、喪中でしたが、 祖父が、「喪中にはしない!新年会はやる!」と主張したので、 我が家は普通のお正月を過ごしました。 1月2日には、祖父宅での新年会に、2時間ほど顔を出しました。 祖父の介護、お墓の処分など、叔母といとこが困っているので、話し合いに協力することにしたのです。 新年会ですが、新年早々に明るくはない話題で草w 祖母が亡くなったことについての記事で、「年内には相続手続きのことを記事にできるかな〜」なんて書いていましたが、 祖父母が頑なに主張していた、「相続手続きは万全!税理士さんと弁護士さんに相談した!」はウソであることが発覚、 さらに、叔母もいとこたちも、誰も、お墓を相続したくないし、祖父の介護をしたくないと主張したので、 「介護施設に入りたくない、在宅介護で終末期まで過ごしたい祖父」のため、 相続の話し合いは難航。 また、祖父は相続手続きを引き延ばして、親類の関心を買いたいので、 一向に相続手続きを進めません(笑) そして新年会で…祖父は、 「ゆうこちゃんのお母さん(住民票閲覧制限対象の毒母)にはだいぶ悪いことをしたので、償いたい」と言い出しました。 そのときは、絶句してしまって、言葉が出なかったのですが…。 いま思うと。 妻(私の祖母)が亡くなって、自分(私の祖父)の死期も遠くないと悟ったのかもしれないけど、 いまさら罪を悔い改めようとするのは…自己中にもほどがある…と思いました。 祖父はきっと、謝りたいなんていうのは口先だけで、本心は「お互い悪いところがあったから、喧嘩両成敗」くらいの気持ちだと推察しますが、 私の母は「私はかわいそう!私は悪くない!」の世界で生きている人ですし、 たぶん母が祖父に連絡を寄越さないということは、関わってほしくないということだろうし、 きっと母は、静かに生活していて、その生活を乱されたくないと思うので、 いまさら祖父の身勝手な懺悔に付き合わされるのはかわいそう、と思います。 でも、そんなことを言って、祖父と母の関係に責任を取らされても困るので、 「祖父のひとりごと」として、無視しようと考えています。 本当に責任を感じているなら、頑張れば私の母に祖父はコンタクトを取れるはずなので

葬儀どうする? 〜疎遠にしていた祖母が亡くなりました

絶縁していた毒実家(父方)の祖母が亡くなりました。 よく、毒親育ちの方から、「冠婚葬祭はどうするのか」というご相談をいただくので、 今回、祖母が亡くなったときにしたこと・考えたことをまとめました。 ※相続関係の手続きや、考えたことについては、別の記事にまとめる予定です(手続きの進捗次第ですが、2023年の年末に記事化の見込み) 1.祖母との最近の距離感 2.祖母に対する気持ち 3.毒親・毒家族の葬儀への出欠席の判断基準(案) 4-1. 祖母について、私はどうしたか 4-2.毒母の場合はどうしたいか(参考) 5.祖母とお別れをして思ったこと 6.今後の親戚付き合いについて考えていること 7.振り返り 8.毒親育ちの方へのメッセージ 1.祖母との最近の距離感 祖母とは2019年1月に絶縁しました。 夫の希望(結婚式に祖父母を呼びたい)があり、2022年秋に会い、 2023年1月の結婚式に呼びました。 また、2023年4月に、私の叔母(父の妹)の新居(2つ目)のお披露目パーティーがあり、その際に少し挨拶をしました。 それから2か月後の6月頭に、祖母は亡くなりました。 2.祖母に対する気持ち 縁を切ったときから4年経過し、気持ちが落ち着いており、穏やかな気持ちです。 縁を切る前は、祖母に対して怒りがありました。 ・他の孫と比べると、可愛がってもらえなかった(いわゆる「孫差別」) ・祖父に同調していた ・私の母(毒母)の悪口を言われた ・毒母と折り合いが悪く、結果的に、伯母(父の姉。故人)と一緒に私の母をいじめる形になり、母の「毒母化」を加速させた とは思いつつも、毒母や祖父ほど加害性は強くないので、 どちらかというと、「縁を切ってしまっていいのだろうか」と悩んだ相手ではあります。 似たような毒家族問題で例えるならば、「毒親の言動を傍観したり、ちょっと自分をいじめていた兄弟に対する気持ち」 職場で例えるならば、「上司のパワハラを傍観したり、ちょっと自分に嫌がらせをしてきた同僚に対する気持ち」 学校で例えるならば、「いじめを傍観したり、ちょっと自分をいじってきたクラスメイトに対する気持ち」 に近いかもしれません。 積極的に好きにはなれないけれども、嫌いになるほどの熱量はない相手。 世代が世

NHKのドキュメンタリー番組への協力

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撮影に協力したNHKのドキュメンタリー番組「ナンブンノイチ 4分の1のヒトって? 母親が“毒親”」が2023年6月13日に放送されます。 ※過去の放送については こちら を参照。 【取材の経緯】 2023年4月に番組のディレクターの方から取材のお申込みをいただき、プロデューサーとディレクターのお二方とお会いした上で、同年5月に撮影に協力しました。 私の相談会をご利用されたことのある毒親育ちの方にも、撮影にご協力いただきました。 【思ったこと】 このサイト(ブログ)は、いまでこそ本の出版もあって多くの方にご覧いただいていますが、当初は細々活動していましたし、 マスメディアで毒親について語ることを求められる日が来るなんて、思いもしませんでした(しかも自分が)。 「毒親について公言していいんだ」と ちょっとでも、毒親育ちの方を勇気づけられたらいいな、と思います。 【ご案内】 簡単にLINEでも相談できます。 2024年9月には、LINEのお友だちが600人を超えるなど、多くの方が相談先として選んでいます。

毒親育ちでも、結婚式を挙げられます 〜 絶縁後の生活:2023年1月(絶縁から3年4か月目)

【目次】 1.前置き 2.なぜ結婚式をすることにしたのか 3.プランナーさんとの打ち合わせ 4.当日の様子 5.結婚式をやって、良かったか 1.前置き 2023年1月に、結婚式を挙げました。 毒親と絶縁しているのに、どうやって挙げたんだろう? と思うかもしれません。 そもそも、結婚式を挙げることに迷いはなかったのか? とも思うかもしれません。 確かに、「花嫁の手紙」とか、「最後の挨拶」など、 「THE 家族」な演出、どうしようかなぁ、と思いますよね。 でも、大丈夫です。 そういうのは一切カットして、自分たちらしい結婚式が挙げられます。 2.なぜ結婚式をすることにしたのか 元々、結婚式をしたいな、と思っていました。 私にとっては、憧れでした。 夫にとっては、「自分自身に対して人生の区切りを示すための儀式」でした。 毒親育ちで、私の母は呼べないけれども(父は他界)、 そこら辺は、うまく誤魔化せば大丈夫でしょ! という軽いノリで、ブライダルフェアに行ってきました。 なんかですね、毒親と絶縁して、プラス思考になっていたので、 「どうにかなるでしょう」と楽観的でした。 3.プランナーさんとの打ち合わせ プランナーさんには、「花嫁の両親は亡くなっていますし、 親族だけ呼ぶ少人数婚ですし、簡素にやります」と伝えました。 この発言で、プランナーさんからの演出に関するアドバイスもなくなり、 割と私の好き勝手にできました(笑) なので、当日の大まかな流れは、 ・神社で挙式 ・式場で披露宴 で、披露宴は、 ・挨拶は新郎新婦から ・乾杯は新郎父から ・締めのご挨拶は、新郎新婦から という流れにし、あとは適宜歓談スタイルにしました。 4.当日の様子 諸事情あって、私は、 ・親しい叔父叔母夫妻 だけでなく、 ・父方の毒祖父母 を結婚式に呼びました。 (あと、お世話になった、母方の祖父がわりの、とても大好きなおじいさんを呼びました) なお、事前に私からキツイお説教を毒祖父母にぶちかましたので、 毒祖父母は比較的おとなしかったです。 ※とはいえ、祖父は一部「やらかし」「イエローカード」な言動があったので、少しでも結婚式に傷が付くことが

法律婚しました 〜 絶縁後の生活:2022年12月(絶縁から3年3か月目)

2022年はお世話になりました。 2023年もよろしくお願いいたします。 実は、大きなニュースがあります。 ● 法律婚しました。 ● 子どもを授かりました。(夏に出産予定) ● 結婚式を行います。 最後なんて、目が点ですよね。 毒親育ちで、家族と絶縁していたのに、結婚式?!どうするの(笑) もちろん、毒親は呼びませんよ〜♪(笑) 赤ちゃんも授かりました。 「〇週の壁」と、妊娠初期はいくつも危機が訪れるのですが、 みなさまにご報告できるくらいまで、お腹の中で育ってくれました。 生まれるまで、それから、生まれた後も、 実際に産んで育ててみないと分からないことだらけですが、 夏に、元気な近況報告ができたらいいな、と思います。 毒親と絶縁しても、幸せな家庭だって築けるし、 子どもだって、ちゃんと育てられる。 …そんな姿を、これからもブログ読者のみなさんにお伝えできたらいいな、と思います。 上記のような感じなので、今年の夏には、こちらの活動は一旦産休に入ろうと思っています。 復帰は10月以降の予定です。 また時期が参りましたら、ご報告しますね。 (正産期は幅もありますし、早産などもあり得るので、お医者さんと相談しながら決めます) あと、産休前の最後の大きな活動として、オフ会を開催することにしました。   無料オフ会 ご案内ページ 開催については、上記のページにてご案内しております。 毒親育ちの苦しみ、解毒の悩み、家庭を築けるか不安な思い、 毒親との絶縁や事実婚などの体験談を聞いてみたい、 産休に入ってしまう前にブログ管理人に会ってみたい、などなど、 相談したいことがある方、話を聞いてみたい方、 ご関心がある方は、ぜひお申し込みください。

絶縁後の生活:2022年9月(絶縁から3年0か月目)

毒親との絶縁から、今月で3年が経過します。 幸せすぎて、苛立ちも悲しみも憎しみも悔しさもありません。 あの、絶縁当初の、湧き上がる気持ちはなんだったのでしょうか?(笑) 先日、対面相談をした方から、「髪伸びてません?」と聞かれ、 「ブログ開設当初から、アイコン変えてないから、髪がロングになってるのが反映されてない!」と気づき、 あぁ絶縁から3年経ってたんだ、と気づいたくらい、自分が毒親育ちで苦しかったことを忘れてました…。(そして、そそくさとアイコンを変更。笑) というくらい、めちゃくちゃハッピーです!

絶縁後の生活:2022年1月(絶縁から2年4か月目)

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 【当面の活動予定】 2022年 3月…オフ会開催 2022年 6月…生存報告 2022年 9月…住民票閲覧制限に係る記事の更新 2023年元旦…新年のご挨拶 【ご連絡】 ※オフ会のみ休止します(2022年7月19日更新) 夏に結婚します。 新婚生活を楽しむため、 2023年は対面相談を休止する予定です。 対面相談をしたい方は、2022年中にお申し込みください。 また、 例年、春・秋に開催していたオフ会は、2022年は、春のみの開催とする予定です。 (なお、メッセージ相談、通話相談は引き続き受け付け予定ですが、2023年の春前後に一時休止する予定です)

絶縁後の生活:2021年7月(絶縁から1年10か月目)

絶縁から1年10か月目。最高に幸せです。 *今後の活動予定 ・2021年10月上旬 住民票閲覧制限の記事更新 & 生存報告 ・2021年10月下旬 オフ会開催(近日告知予定予定)  (2022年の生存報告は、1月・7月・10月の年3回程度を検討中)

絶縁後の生活:2021年4月(絶縁から1年7か月目)

毒家族と絶縁して、1年7か月目。 毒家族と絶縁して最高に幸せです。 *定例の生存報告は、次回は7月を予定。 *今後の活動予定 ・2021年 5月 オフ会開催 ・2021年 7月 定例の生存報告 ・2021年10月 住民票の閲覧制限の記事の更新 & 定例の生存報告 ・2021年11月 オフ会開催(予定)  (2022年の生存報告は、1月・7月・10月の年3回程度を検討中)

絶縁後の生活:2021年1月(絶縁から1年4か月目)

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。

絶縁後の生活:2020年12月(絶縁から1年3か月目)

毒家族と絶縁して、1年3か月目になりました。 気づいたら、あっという間に、12月になりました。 毒家族と絶縁をして、2度目の年末年始を迎えようとしています。 去年の年末年始の前の時期は、 ・「家族団らんが無いなんて、自分はかわいそうなのだろうか?」  という疑問で、悶々としていたり ・「これからも平穏に暮らせるだろうか…」  という不安を抱えていたり と、少し心細かったです。 不安はあったものの、実際に年末年始を過ごしてみて、 「なんだ、楽しいじゃん」と思いましたが、 何せ、初めてのことだったので、喜びはありつつも、不安がありま した。 今年は、「よっしゃあ、年末年始じゃー!」とウキウキです。 ・ゆっくり本を読みたい。 ・買ったばかりの新しいガジェットで遊びたい。 ・平日に、普段行けないお店で、ランチしたい。  (ランチだと割安 → たくさん外食できる!(笑)) ・ドラマを一気見したい。 秋に、「毒親育ちのお金事情」という新連載の執筆でお話ししたと おり、 私は株式投資も好きなので、「今後が楽しみな企業」をじっくり掘 り起こし、 新しい銘柄として投資しようかな、とも思っていたりします。 あと、中長期的な投資の計画を考えたいですね。 もう、100%の、「楽しみ♪」という気持ちしかありません。 みなさんも、素敵な年末年始を過ごすことができますように。

絶縁後の生活:2020年11月(絶縁から1年2か月目)

  毒家族と絶縁して、1年2か月目になりました。 最近は、本業が非常に多忙ということもあり、 毒家族について思い出す余裕(?)もありませんでした。 絶縁した前後に、毒家族について様々なことを考えたことや、 絶縁から1年以上経過し時間も十分に過ぎたということもあってな のか、 毒家族について思い出すこと、毒家族について感情(怖い・不安な ど)を抱くことが ほぼゼロと言っていいほど、ありませんでした。 毒家族との過去・問題との、私の心理的な距離感は、 感覚としては、亡くなった父との距離感に似ているかもしれません 。 ・父が死んだ、という事実があったように  毒家族と絶縁した、という事実がある。 ・父とあんなことがあったな、という記憶があるように  毒家族とあんなことがあったな、という記憶がある。 ・父が亡くなっても、私の日常生活は続いていくように  毒家族と絶縁しても、私の日常生活は続いていく。 あるいは、例えるならば、「退職した元勤務先のブラック企業」に 労働者が抱く気持ちに近いかもしれません。 ・職場のパワハラが嫌だったように、  家庭でのモラハラは嫌だった。 ・けして、良いことだと美化する気はないけれども、  職場でのパワハラに耐えてメンタルが強くなったように  家庭でのモラハラに耐えてメンタルは強くなった。 ・退職した職場のことは、今の生活に影響が無いように  絶縁した家庭のことは、今の生活に影響が無い。 どうなんでしょう。 「毒家族について、また、思い悩む日は来るのかな?」 と、いまは疑問に思っています。 話は変わりますが、振り返ると、 10月はかなり毒親関係の活動を頑張りました。 ・10/3にオフ会を開催 ・自身2冊目の著書を出版 ・出版記念のイベントを開催 ・ブログのレイアウトを刷新し、記事を整理 ・ブログに、お金に関する新連載記事を掲載 あと、10月中に 12月に都内で開催する毒親オフ会(食事会)の 出席者枠の半分が埋まり、ホッとしました。 開催日近くなったら、メニューについてお店と相談したり 席のレイアウトについて検討したりするので、 いまはそれらが楽しみです。 頑張りすぎなような気もするので、 あまり無理しないよう、自分を労わってあげたいですね。

絶縁後の生活:2020年10月(絶縁から1年1か月目)

  こんにちは。 今日は、絶縁後の生活というテーマでお話しいたします。 実家のある自治体から、いまの自治体に引っ越して、 1 年。 最初の頃は、戸惑って、気負ってしまった新生活も、 もうすっかり馴染んできました。 自分のペースで生きることに、結構慣れてきました。 自分が何をしたいのか、「〜べき」ではなく「〜たい」 に注目して、自分のしたいことに罪悪感を抱くことなく邁進できる日々。 自分が死ぬまであと 70 年。幸せな時間がたくさんありますね (^^) 無理をしない、自分を大切にしよう!と過ごすようになってから、 あの辛かった毒家族との日々は、なんだったんだろうか … と思います。 あんなに、我慢をして、辛い思いをした幼少期から青年期まで。 いったい、私は、どれだけの日々を無駄に苦しみながら生きていたんだろう … と思うこともありましたが、いまは、それだけ苦しい日々があったからこそ、 いま、こうやって、幸せに生きていていいんだ、と思うことにしました。 最近、時間が無限にあるように感じます。 以前よりも、早起き・朝活をしていないにも関わらず、時間にゆとりがあります。 やはり、毒家族と離れて、気持ちにゆとりがあるから、時間にゆとりを感じるんだな、と思います。 時間に追われる、とか、焦るような気持ちがないんです。 とっても幸せですね。 ここ最近、活動をしていく中で、取捨選択をしました。 ちょっと張り切りすぎかな〜とも思いましたが、 ・ 10 月 3 日(土)に毒親オフ会(お茶会)を開催 ・ 12 月に毒親オフ会(食事会)開催を企画 ※時期未定 と、ちょっとアクティブに活動中です。 色んな毒親仲間に会える … ‼︎ と、うきうきしています。 あと、 Twitter を細々と始めました。 毒親フレンズが増えて、嬉しいです。 一方で、 ・無料での LINE 相談をやめました  (理由)失礼な方が数名いらっしゃられ、悲しくなったから ・参加したオープンチャットでの、  若い方・お金のない方へのボランティアでの相談対応をやめました  (理由)「宣伝と情報収集」とおっしゃる方がおり、悲しくなったから など、撤退した活動もあります。 やはり、楽しい・嬉しい、という気持ちをベースに、 「人の役に立っている」という実感がある活動の仕方が、 自分に合っているようです。 相談者さんから、 LIN

絶縁後の生活:2020年9月(絶縁から12か月目)

こんにちは。 今日は、絶縁後の生活というテーマでお話しいたします。 早いもので、実家と絶縁して、 12 か月目に突入しました。 去年の今頃、保証会社を使って入居できるマンションと契約しました。 あの頃は、 20 代半ばの小娘(社会人経験もそんなに長いわけではない)が 保証人を付けずにマンションを借りられるか、とっても不安でした。 また、「これから、一生、実家には頼れないから、金銭的にも不安」という思いもありました。 けれども、 ・マンションをすんなり借りられた ・この1年、資産も増えた ということから、だいぶ、不安が和らぎました。 特に大きかったのが、資産が増えたことかもしれません。 毒母に住居を奪われることが原因で、急遽、毒家族に転居先を告げないまま引っ越した、 というのが、私の絶縁実現の発端でした。 だから、1年前は、予期せぬ引越し・出費で、資産額が目減りし、 ショックを受けました。(一気に貯金が 50 万円近く減ったので) でも、まだ1年たってはいませんが、例年を上回る金額の貯金が既にできて、 なんだか、ホッとしたというか … 。 また、お金のことについて、整理した結果、 「あれ? 私、親の介護とか一切しないから、  将来、介護と育児のダブルケアで悩むこと、ないよね」 ということに気づいたので、不安が減りました。 心理学的に、人間の抱く不安は2種類で、 ・直近の不安 ・将来の不安 と言われています。 住居という直近の不安と、介護という将来の不安が解消されたので、 だいぶ、気持ち的に楽になりました。 今月、住民票の閲覧制限の更新手続きをする必要があるので、 「また、役所と警察署に行って、申請書と陳述か … 」と思い、 改めて、役所と警察署に伝えること(=私がこれまで毒家族にされたこと)の 整理をしようとしたのですが … 。 穏やかな生活で、気持ちが穏やかになっており、 家族にされたことを整理するときに、淡々とした気持ちの自分がいます。 怒りも、悲しみも、わいてきません。 この1年、ブログにまとめながら、自分の気持ちを整理したことが、大きいと思います。 おそらく

絶縁後の生活:2020年8月(絶縁から11か月目)

こんにちは。 今日は、絶縁後の生活というテーマで、お話しします。 早いもので、今月で、毒家族との絶縁から 11 か月です。 そして、毒母と絶縁するきっかけになった、私の誕生日祝いから1年。 私の誕生日は、8月の末です。 去年の8月の末、誕生日祝いの席で、 毒母から延々と、毒祖父母の悪口を聞かされた挙句、 毒母の意に沿わない私に毒母がブチギレて、 毒母は私から住居を取り上げることを決めました。 そんな、ひどい誕生日から、1年になろうとしています。 住まいを失う … という絶望的な状況。心がどっと疲れました。 次の住まいはどうしようか? これからも、こんな親と関わりたいか? そんなことを考えて、不安でいっぱいで、頭が重かったです。 けれども、引っ越し準備のあわただしい日々や、 家族との絶縁について考える中で、少しずつ、 「やるっきゃない。頑張ろう」と前向きになりました。 そして、家族に告げないまま、一人暮らしの新居に転居して、 穏やかな日々を重ねていく中で、自分に対する自信が増していきました。 あの、絶望的な誕生日から1年。家族と絶縁して 11 か月。 本当に、よく頑張ったねと、自分を褒めてあげたいです。 頭が重かった、あの日々。心が苦しかった、あの日々。 やっと1年なのか、もう1年なのか … 。 ただ、濃い日々だったな、とは思います。 8月に、私は新しい部署に異動します。 親に知られた勤務先の建物から、別の建物に移動します。 新しい勤務先も、セキュリティが高くて安全です。 まず、身の安全という面で、ホッとしています。 また、新しい部署は、これまでの職務経験(法律の知識と交渉力)を活かせる部署です。 毒母には、「あんた、交渉が得意なんでしょう?」と 皮肉を言われたりバカにされたりしましたが、 ちゃんと、私を評価してくれる人はいるのです。 それも、「祖父母・親からの DV から逃げている」という人事情報を知った上で、 私を欲しい人材だと思ってくれている人がいるのです。 本当によかった。今まで、めげずに頑張ってよかった。 生れ落ちてしまった家庭がどうであれ、 私は、社会人

絶縁後の生活:2020年7月(絶縁から10か月目)

こんにちは。 今日は、絶縁後の生活ということで、2020年7月の生活につい てお話しします。 まず、この絶縁した後の日常について記載している記事ですが、 地味に「編集後の生活」から「絶縁後の生活」にタグを変えました 。 それから、タイトル標記も、これからは 「絶縁後の生活:2020年7月(絶縁から10か月目)」という 形式にします。 その方が、絶縁からどれくらい時間が経ったか、ブログを読まれる 方に伝わりやすく、 記事が参考になるかな、と思いました。 (なお、毒家族と別居&音信不通になった2019年10月を  1か月目と起算点にしてカウントすることにしました。) あと少しで、毒家族との完全絶縁を達成してから1年になります。 本当に、あっという間で、驚いています。 何度も、他の記事でもお話ししたことですが、 絶縁した当初の、「やっていけるんだろうか」という不安は、 日に日になくなっていって、最近は、ついに不安はゼロになりまし た。 自分らしく、のんびりと、幸せな日常を積み重ねたことが大きいで す。 金銭的な不安も、ありません。 もう、自分の子育ては、自分のお金と時間でやっていけると、確信 しています。 昔は「これだけ我慢したんだから相続したい…」と未練のあった相 続財産にも、 「もう、面倒くさいし、死んだのを知ったら、すぐ相続放棄しよう かな」という境地です。 私は、職場にも家族と縁を切ったことは伝えてあります。 それでも、働きぶりがきちんと評価されて、春には昇給し、 この夏のボーナスは人事評価を踏まえて増額されました。 このことから、「私は、家族と縁を切っても、社会的にも、金銭的にも、大丈夫」 という確信を強く持つことが出来ました。 それから、毒親・毒家族に関する相談会を始めて、 色んな方に「話が参考になった」と言われると、 ブログや相談会を頑張ってよかった、自分の想いを発信してよかっ た、 と思うことが増えました。 また、色んな方とお話しをする中で、自分の考えていたことがより クリアになりました。 加えて、相談者さんから投げかけられる質問を通じて、 「この記事も書こうかな」と、考えを整理するきっかけをたくさん いただきました。 家族と離れて、心身ともに自由になって、 仕事もプライベートも楽しくなって…本当によかった。 今年の夏は、外出は控えめでも、楽しく穏やかな日